山梨県の静かな山間に、富士山の壮大な景色を楽しめる「精進湖（しょうじこ）」という湖が広がっています。
この湖からの眺めは、日本の象徴である富士山を最高のアングルで堪能できると評判です。
今回は、東洋のスイスとも称されるこの素晴らしい場所について、その魅力と楽しみ方をご紹介いたします。
精進湖での冷たさに耐えつつ、富士山と初日の出が織り成す美しい景色に感動しました。
晴れた日には、朝焼けの美しい瞬間も楽しめ、素晴らしい写真を撮ることができますし満足出来ますよ。
精進湖2024年初日の出の時間について
2024年、精進湖の初日の出の時間は以下となります。
6時54分
息をのむほどの美しい初日の出が見れるかどうかは天気次第ですね。
以下で、精進湖の元旦の天気を確認しておきましょう。
精進湖初日の出2024混雑状況と回避策
精進湖での日の出を見る際、少し人気のない場所ですが、混雑に対する注意が必要です。
午前5時ごろに行けば、まだ駐車場に空きがあるようですが、日の出が近づくにつれて、駐車場が埋まってしまいます。
県営の精進湖駐車場がありますが、台数には限りがあるため、満車の場合は有料の代替駐車場を利用することができます。
帰り道は一本しかありませんので、帰りは渋滞に備えて早めに出発することをお勧めします。
日の出前に到着することで、行きの混雑を避けることができるでしょう。
計画的な行動が大切です。
精進湖初日の出2024映えスポット
精進湖での初日の出は比較的静かで、リラックスした雰囲気で楽しむことができます。
おすすめの初日の出観光・写真撮影スポットは、パノラマ台です。
山田屋ホテルから約700メートル進むと、パノラマ台への入口があります。
パノラマ台は標高1328メートルに位置し、登山口から約1時間ほどで到達できます。
そこからは、精進湖、本栖湖、西湖、河口湖などを一望でき、壮大な景色を楽しむことができます。
精進湖で初日の出を迎える人々の中には、一眼レフカメラを三脚に据えて撮影する人も多く、天候が良ければ美しい朝焼けも見ることができ、満足のいく写真を撮影できるでしょう。
精進湖初日の出2024アクセス
【場所】
精進湖
〒401-0336 山梨県南都留郡富士河口湖町精進
【電車】
富士急線「河口湖駅」からバスで約40分
【車】
中央自動車道河口湖ICから約30分
精進湖初日の出2024駐車場
台数はあまり停められないのですが、以下があります。
【県営精進湖駐車場】
〒401-0336 山梨県南都留郡富士河口湖町精進２９８
【精進湖 展望台】
〒401-0336 山梨県南都留郡富士河口湖町精進
精進湖初日の出2024見どころや魅力
富士山の初日の出は、縁起が良いとされ、一度は見てみたい場所ですね。
一方で、観光地としてはあまり知られていない精進湖でも、美しい富士山の初日の出を静かな環境で楽しむことができます。
精進湖からの初日の出の特別な魅力は、逆さ富士です。
この湖は富士五湖の中でも最も小さく、波がほとんど立たないため、穏やかな湖面で美しい逆さ富士の景色を楽しむことができます。
精進湖から望む富士山は、ほぼ左右対称で、美しい稜線が広がり、特に裾野部分が印象的です。
湖畔は開発が進んでいないため、自然に囲まれた環境で初日の出を楽しむことができます。また、時折朝霧が現れ、富士山を幻想的に演出します。
さらに、精進湖から望む富士山は、手前に大室山を抱くように見えることから「子抱き富士」とも呼ばれ、新富士嶽百景にも選ばれるほどの絶景です。
朝焼けや湖面のもやが逆さ富士を際立たせ、時間が経つにつれてさまざまな富士山の表情を楽しむことができます。
精進湖周辺のオススメスポット
初日の出を鑑賞した後、河口湖へ向かい、雄大な富士山の景色を楽しむのがお勧めです。
また、近隣にある忍野八海も見逃せません。
本栖湖は「千円富士」とも呼ばれ、精進湖の隣に位置していますが、初日の出スポットとしても知られており、混雑が予想されます。
したがって、午後以降に本栖湖へ訪れ、千円札と富士山を同時に写真に収めることをおすすめします。
さらに、河口湖周辺にあるほうとう専門店でほうとうを楽しむこともおすすめです。
精進湖について
「しょうじこ」と呼ばれる湖が、山梨県の富士河口湖町に存在します。
この湖は、山梨県側の富士山山麓に位置し、富士五湖の一つで、その面積はおよそ0.5平方キロメートルと、この五つの湖の中では最も小さなものです。
精進湖は観光地としての歴史があり、その始まりは1895年（明治28年）に遡ります。
この年、英国人のハリー・スチュワート・ホイットウォーズが、精進湖と富士山の壮大な景色に感銘を受け、その景色を「東洋のスイス」と賞賛しました。
明治時代末から昭和時代にかけて、これは「ジャパン・ショージ」として世界中に知れ渡り、日本有数の観光地として注目を浴びました。
さらに、2013年には「富士山世界文化遺産構成資産」の一部として、本栖湖、西湖、河口湖、山中湖と共に境遺産に登録されました。
今でもその美しい景色は多くの人々を魅了し、富士山を撮影する絶好のスポットとなっています。
