防府市に位置する防府天満宮は、日本における天満宮の中で最も歴史があるとされる神社で、学問を司る神、菅原道真を祀っています。この地は「日本三天神」に数えられています。
神社の本殿やその他の建築物は、その歴史的価値から国や県によって文化財として保護されています。
特に2月の半ばから3月の初めにかけては、約16種類1,100本の梅が開花し、その美しさを楽しむために多くの訪問者が集まります。
防府天満宮梅まつり2024開花状況と見頃いつ？
防府天満宮に咲く梅の花は、通常、2月半ばから3月初旬にかけて最も美しく見ることができます。
ただし、その年の天候によって花の盛り時が前後することがあります。
2024年2月中旬時点で、梅の花は既に開花し、見頃を迎えている状態です。
防府天満宮のウェブサイトでは、梅の花の最新の開花情報や過去の美しい写真が定期的にアップデートされ、公開されています。
【開催期間】
2024年2月18日（日）～3月3日（日）
【時間】
6：00～20：00
【場所】
防府天満宮
山口県防府市松崎町14-1
防府天満宮梅まつり2024屋台などの露店の出店ある？
防府天満宮で特製の「天神餅」が提供されており、その中にはつぶあんを含んだ白色の餅や、よもぎの風味が楽しめる餅、さらには季節感あふれる梅の餡を詰めた餅もあります。
これらの味わい深いお餅をぜひお楽しみください。
さらに、この神社では月に一度、25日に「天神市」と称されるマーケットが開かれており、多様な店舗が表参道で出店します。
特に2月の梅祭りが開催される25日には、朝10時から午後3時まで、このフリーマーケットが同じく行われます。
この日に訪れる予定の方は、表参道を散策してみるのも良いでしょう。
また、2月25日には「天神芸術村」という文化イベントも開催され、世界各国の料理が楽しめるブースや、手作りの品々が販売されるほか、ワークショップなども体験できます。
【天神芸術村】
〇開催日 2月25日（日）
〇時間 終日
〇場所 春風楼周辺
2024年に天神芸術村で出店予定の店舗と商品をご紹介します。
【多国籍料理・スイーツの販売】
ミルクキッチン燦燦（さんさん）…ミルク鍋、サフランの炊き込みご飯等
インド料理パラタ…キーマカレー、ナン、タンドリーチキン等
Calmo…フィナンシェ、スノーボール、マドレーヌ等
レモニート…ホットドッグ、レモネード
NPO法人ほうふグローバルネット…ソマイ（インドネシアの肉団子）、トムカーガイ（タイの取にっくとココナッツミルクのスープ）
スーク…マクロビオティックのお弁当、焼き菓子
まんまる家族…弁当、おむすび、ドリンク
防府商工高校×丸久×防府天満宮コラボ…「梅まつり弁当」
【手作り作品販売・ワークショップ】
デラシネ創芸…創作園芸
LDマック…はちみつ等
竹林ボランティア防府…竹細工展示販売
mama’s hand…編みぐるみ、ビーズ小物、布小物等
FUN-FUN-NYA…布小物、天然石アクセサリー、つまみ細工、皮小物等
Hart-hart…ハンドメイド布小物
クレイアート工房「茶話茶話」＆アトリエアッシュ…樹脂粘土、クラフトバンド、布小物
schein…ハーバリウム、アロマワックスカップ等の雑貨、アクセサリー、食品サンプル等
桑山園芸…野菜・花の苗等
machi.nao…アクセサリー、雑貨等
Legatura Dei Fiori…ボタニカルキャンドル＆カーディフューザー
Chiho…チョークアート体験
green…ニャンドゥティアクセサリーと布雑貨
防府天満宮梅まつり2024見どころや魅力
全国には、菅原道真を祀る神社が約12,000箇所存在します。
菅原道真は、学業成就の守護神として広く親しまれており、幼少期から梅にちなんだ歌や詩をたびたび作っていたと言われています。
彼の居城は「白梅御殿」と呼ばれ、その別荘は「紅梅御殿」と称され、どちらにも梅の木が豊富に植えられていたことから、梅は彼を象徴するものとされています。
梅の祭りの時期には、様々なイベントが開催されます。
特に、人々が行列を作るほどの人気を集める出世梅や、甘酒の無料提供についてお話しします。
【甘酒の無料配布】
●開催日
2月18日(日)、24日(土)、25日(日)、3月2日(土)、3日(日)
●時間
終日
●場所
楼門前
山口県産の梅を使用し、防府天満宮でお祓いを施して、世に役立つ梅の実として提供されるものがあります。
これには、境内で収穫された梅も含まれます。梅は、防府天満宮にとって非常に特別な存在であり、日本で初めて菅原道真公を祀った神社としての歴史的な背景もあります。
この機会に、ぜひ防府天満宮を参拝してみてはいかがでしょうか。
【天神「出世梅」配布】
●開催日
2月18日(日)、25日(日)、3月3日(日)
●時間
11：00
●場所
楼門前
防府天満宮梅まつり2024アクセス
【場所】
防府天満宮
〒747-0029 山口県防府市松崎町１４-１
【電車】
山陽本線「防府」駅から徒歩約15分
【バス】
防府駅 天神口（北側）2番乗り場より
【阿弥陀寺】行に乗車「防府天満宮」下車（所要時間約5分）、徒歩3分
【車】
広島方面から 山陽自動車道「防府東インターチェンジ」から約10分
福岡方面から 山陽自動車道「防府西インターチェンジ」から約10分
防府天満宮梅まつり2024駐車場
2つほど無料駐車場があるので紹介します。
ただ、梅まつり期間は特に土日祝日は混雑するので注意してください。
【天神山公園駐車場】
山口県防府市松崎町14-1
収容台数：500台
【防府天満宮梅林駐車場】
山口県防府市松崎町14-1
収容台数：約70台
防府天満宮梅林周辺には無料駐車場がいくつかあります。
防府天満宮まで徒歩約7分のところに
『まちの駅観光客駐車場（駐車可能時間が午前9時～20時、収容台数約34台）』
『観光駐車場（駐車可能時間が午前9時～19時、収容台数約25台』
などがあります。
防府天満宮梅まつり2024まとめ
防府天満宮は、梅が天神さまを象徴する場所として知られています。
その象徴的な梅が満開になる時期は、豊かな香りで満たされ、まるで早春を迎えたかのような気分を味わえます。
地域で最も魅力的な景色を誇るしだれ梅の景色は、見逃せない美しさです。
梅林にあるしだれ梅からは、楼門もすぐそばにあり、梅の花と楼門との絶妙な組み合わせは、訪れる人々を魅了します。
華やかな梅の花を楽しむために、防府天満宮の梅林を訪れてみるのはどうでしょうか。
