日本三名園の秋には、もみじ谷の紅葉が真っ赤に彩られます。
この庭園は、水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって1842年（天保13年）に造られ、金沢の兼六園、岡山の後楽園と共に「日本三名園」の一つとされています。
水戸市の中心に位置しながらも、四季折々に見頃を迎える植物が植えられているのが特徴です。
偕楽園拡張部のもみじ谷は、紅葉の名所としても知られ、時期になると約170本のモミジやカエデが鮮やかな色彩で訪れる人々を楽しませます。
また、もみじ谷にある池の水面に映る秋の木々の美しさは、季節の変化を感じさせてくれます。
偕楽園の紅葉（2023）見頃の時期と現在の状況
偕楽園の紅葉の見頃は、例年11月中旬～11月下旬です。
しかし、今年は温かい日が続いていたので色づきが遅くなっています。
11月下旬になってようやく紅葉めいてきたという感じです。
2023年の偕楽園の紅葉の見ごろとしては、11月下旬～12月上旬になります。
ライトアップは、予定されている期間が11月30日までですが、偕楽園の紅葉は、12月上旬まで楽しむことができそうです。
現在の偕楽園の紅葉の状況は以下で確認が出来ます。
偕楽園の紅葉（2023）もみじ谷のライトアップについて
【ライトアップ日程】
2023年11月3日(祝)～11月30日(日)
【時間】
日没～21時
暗闇のなかで輝く深紅の紅葉は、ライトアップによって照らされ、更に幻想的な雰囲気を醸し出します。
日中の紅葉とは異なる神秘的な美しさが楽しめます。
見頃の真っ盛りで燃えるような紅葉も美しいですが、一度落葉が始まり、地面に敷き詰められた紅葉の絨毯が広がる晩秋には、ノスタルジックな感動が同時に訪れます。
偕楽園もみじ谷とは
「紅葉の谷」として知られる水戸の「偕楽園」は、梅の名所として広がっています。
このエリアは、梅林や「好文亭」がある本園の東側に位置し、JR常磐線の本園から歩いて約15分の距離にあります。
近隣には、徳川家康に関する美術品や史料が収蔵・展示されている「徳川ミュージアム」があります。
10月下旬からは、もみじ谷において約170本のカエデやモミジが赤や黄色に色づき始め、11月には見頃となります。
この時期には、毎日紅葉ライトアップが開催され、無料で夜の幻想的な紅葉を楽しむことができます。
偕楽園の紅葉の見どころや魅力について
水戸市に位置する「偕楽園」は、兼六園や後楽園と共に「日本三名園」に数えられています。
この庭園は、江戸時代の天保13年（1842年）7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公によって領民の憩いの場として創設されました。
市中心部にありながら、四季折々に見頃を迎える植物が植えられており、特に春の「梅まつり」が全国的に有名です。
秋には庭園内の「もみじ谷」が紅葉の名所として知られています。
偕楽園は水戸市内に位置していますが、思いがけず静かで紅葉を楽しめる隠れたスポットとしておすすめです。
もみじ谷では、約170本のモミジやカエデが美しい赤、黄色、オレンジに彩られ、燃えるような紅葉が目を楽しませます。
また、もみじ谷にある池の水面には、周囲の秋色に染まった木々が映り込み、素晴らしい紅葉の光景が楽しめます。
偕楽園の紅葉の混雑状況
偕楽園は秋の紅葉でも知られていますが、混雑に関する情報は得られません。
通常は比較的空いているため、土日祝日においても駐車場が満車になる心配は少ないと考えられます。
ただし、念のために混雑に備えておくことが安心です。
一般的には午後の正午過ぎが混雑しやすい時間帯ですので、土日祝日においてもその時間帯を避けて早めに訪れることが効果的です。
偕楽園の紅葉へのアクセス
【場所】
偕楽園
〒310-0033
茨城県水戸市常磐町１丁目３-３
【入園料】
大人300円
小人150円
【電車】
JR水戸駅 水戸駅北口4番バス乗り場(茨城交通＝＞好文亭表門偕楽園東門偕楽園前 徒歩約3分～5分
JR水戸駅 水戸駅北口6番バス乗り場(関東鉄道) 偕楽園千波湖 徒歩約5分～10分
【車】
常磐自動車道 水戸ICより約20分
北関東自動車道 茨城東IC・水戸南ICより約20分
偕楽園の紅葉の駐車場
専用駐車場があります。
偕楽園下駐車場
収容台数：140台
料金：1回500円
