水郷佐原あやめ祭り【2024】開花状況や見頃いつ?入園料や屋台に犬の同伴やアクセスと駐車場など詳細情報

水辺の美しい風景を背景に、小舟に乗りながら季節の花を楽しめる水郷佐原あやめパークは、島や橋、池や豊かな樹木が配置された約8ヘクタールの広大な園内で、水郷の風情を存分に味わうことができます。

5月上旬にはあやめやカキツバタが開花し始め、5月下旬からは400品種にも及ぶ約150万本の花菖蒲が見頃を迎え、6月中旬まで園内を美しい紫色が彩ります。

この公園の特徴は、園内の水路を小舟「サッパ舟」に乗って巡りながら花々を鑑賞できる点です。

また、約70メートルの藤のトンネルも訪れる人々に楽しまれています。

夏には300品種以上のハスやカラフルなリコリス、春と秋には約35品種のバラが咲き誇り、冬にはスイセンが園内を飾ります。

また、冬季にはイルミネーションで園内が色とりどりのライトで幻想的に輝き、多くの家族連れやカップルに愛されています。

年間を通じてさまざまなイベントが開催される中で、4月下旬には「観藤会」、5月下旬からは「水郷佐原あやめ祭り」、7月から8月にかけては「はす祭り」が行われます。

「水郷佐原あやめ祭り」の期間中は、香取市の名物やお土産、花菖蒲の販売も行われるので、訪れる方々にとって特別な体験ができるでしょう。

水郷佐原あやめ祭り2024開花状況や見頃いつ?

水郷佐原あやめパークでは、花菖蒲の開花期は通常5月中旬から始まり、6月中旬から下旬にかけてが最も見頃とされています。

水郷佐原あやめ祭りでは、主にハナショウブ(花菖蒲)が中心に展示されるほか、アヤメやカキツバタも楽しむことができます。

これらの花々はそれぞれ異なる時期に開花します。アヤメは4月下旬から5月上旬にかけて、カキツバタは5月上旬から中旬にかけて、そしてハナショウブは5月中旬から7月上旬にかけて開花します。

アヤメとカキツバタは比較的早く開花するため、見頃も早めです。

一方、ハナショウブには早咲きと遅咲きの品種があり、長期間にわたって様々な種類の「あやめ」を楽しむことが可能です。

2024年5月16日現在、水郷佐原あやめパークでは、すでにいくつかのあやめが開花を始めています。

ハナショウブの見頃の時期には特に週末に人出が多くなりがちですが、人混みを避けてじっくり花を楽しみたい場合は、平日の午前中の訪問がお勧めです。

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水郷佐原あやめ祭り2024いつ?時間や場所に屋台と嫁入り舟など基本情報

2024年の水郷佐原あやめ祭りは次のように開催されます。

開催期間:2024年5月25日から6月23日まで

営業時間:朝8時から夕方18時まで(あやめ祭り期間中)

入園料:あやめ祭り期間中、大人は800円(団体700円)、65歳以上は700円、小中学生は400円(団体350円)です。団体料金は20名以上のグループに適用されます。

水郷佐原あやめ祭りの初日には、最初の100名の訪問者に花菖蒲の苗木がプレゼントされます。

フェスティバル中には、おらんだ楽隊の演奏やお囃子、野点も楽しめます。また、食品の屋台や地元農産物の直売所、和菓子のお土産屋さんも出店します。

北佐原・新島地区、通称「十六島」と呼ばれるこの地域は、16の島が集まる集落で構成されています。

あやめパークでは、この地区で伝統的に行われていた結婚式を模した「嫁入り舟」が再現されます。この地区は島々から成り、各島を結ぶ川(水路)が舟の主要な交通手段でした。農作業、買い物、隣家訪問、お嫁入りなど、様々な生活の場面で舟が利用されていました。

現在、多くの水路が埋め立てられ道路に変わり、昔の面影を残す場所は限られていますが、あやめ祭りでは実際の結婚式としての嫁入り舟を見ることができます。手こぎの船頭さんが運ぶ嫁入り舟に乗り、園内の式場へと進む様子は、水郷佐原あやめ祭り特有の見どころです。嫁入り舟は以下の日程で開催されます。

嫁入り舟のスケジュール:

2024年6月2日(日)
2024年6月8日(土)
2024年6月16日(日)
時間:各日10時30分から

水郷佐原あやめ祭り2024見どころと魅力

千葉県香取市にある水郷佐原あやめパークは、かつての佐原水生植物園を2017年に全面リニューアルしてオープンした施設です。

このリニューアルでは、蓮回廊や睡蓮池を拡充し、新たにカフェも設けられ、隣接する与田浦との一体感も高められ、より魅力的な公園へと変身しました。

水郷佐原あやめパークは、水郷筑波国定公園内の約8ヘクタールの敷地に位置し、島や橋、水面などが巧みに配置され、訪れる人々に古き良き水郷の風情を感じさせます。

公園名は「あやめ」とありますが、ここで主に見ることができるのはハナショウブ(花菖蒲)で、日本四大あやめ園の一つとして知られています。

400品種、150万本もの花菖蒲が一面に広がり、見る者を魅了します。

園内には水路が巡っており、水郷らしい「園内舟めぐり」が人気です。これは、小舟「さっぱ舟」で行うもので、1周約15分の船旅で園内を巡ります。

6月の梅雨時でも晴れた日を選ぶことで、忘れがたい絶景を楽しむことができます。

船頭さんは独特の衣装をまとい、興味深い解説とともに素晴らしい時間を提供してくれます。

料金は大人500円、3歳以上は200円です(適用期間は4月から11月まで)。

園内では江戸系、肥後系、伊勢系など、東洋一と誇る400品種のハナショウブが競演し、一面が紫色の絨毯で覆われます。

花の名前も「藤袴」や「大納言」など日本らしいものが多く、黄色やピンクの花も見ることができ、華やかな景色が広がっています。

与田浦を背景に持つこの場所は、かつて海だったが利根川の流れの変化により湿地帯として残された地域です。

晴れた日の青空の下でのあやめは素晴らしいですが、雨の日にはそのしっとりとした美しさもまた格別です。

6月中旬からはハスやスイレンの花も咲き始め、柳の木も添えられ、さらに風情が増します。

また、7月から8月にかけては、約300品種のハスが楽しめる「はす祭り」も開催され、季節ごとに異なる美しい花が楽しめるのが水郷佐原あやめパークの魅力です。

水郷佐原あやめパークへのアクセス

【場所】
水郷佐原あやめパーク
千葉県香取市扇島1837-2

【料金】
入園800円(あやめ祭り期間)
5~8月(あやめ祭り期間除く)は600円
4月・9~11月は200円
12~3月は無料

【電車】
最寄駅JR成田線佐原駅下車後バス利用

関鉄観光バス与田浦線潮来方面行に乗車し、「水生植物園入口」下車

【車】
東関東自動車道佐原香取ICから15km約25分

東関東道大栄IC、圏央道神崎ICから約30分

水郷佐原あやめパークの駐車場

500台収容可能な無料の専用駐車場があります。

水郷佐原あやめパークは犬などペット同伴可能?

水郷佐原あやめパークでは、ペットの犬を連れての入園が許可されています。

入園時には通常の入園料が必要ですが、ドッグランの利用を希望される場合には別途料金が発生します。

ただし、園内をただ散策するだけなら追加料金はかかりませんが、その際は犬を常にリードでつないでおく必要があります。

水郷佐原あやめ祭り2024まとめ

平成29年4月、水郷佐原水生植物園は「水郷佐原あやめパーク」として新たな顔を持つことになり、リニューアルオープンしました。

園内にはオリジナルメニューを提供するカフェや、ドッグラン、子どもが遊べる遊具などが新設され、訪れる人々にさらに魅力的な体験を提供しています。

この公園では毎年5月下旬から6月下旬にかけて、400品種もの花菖蒲が約150万本、美しく咲き誇る「あやめ祭り」を開催しています。また、7月上旬から8月上旬には300品種以上のハスを楽しめる「はす祭り」が行われます。これらの祭りでは、多彩な植物の美しさを存分に鑑賞することができます。

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