自然の地形を活かした約15平方キロメートルの広大な園内には、1周約1時間で歩ける遊歩道が整備されており、その道沿いには約40,000株、400種類のアジサイが美しく咲いています。
園内で特に注目されるのは、「七段花」や「くれない」などの珍しい山アジサイの品種です。
7月6日からは「アジサイの池」の景色もお楽しみいただけます。
みちのくあじさい園2024開花状況や見頃の時期いつ?
みちのくあじさい園では、アジサイの花が最も美しい時期は通常6月の終わりから7月の終わりにかけての約1ヶ月間です。
2024年6月23日の時点で、みちのくあじさい園のアジサイは開花に向けてまだ準備中の様子が見受けられます。
2024年のこの園のアジサイが見頃を迎えるのは、6月末から7月初旬頃と予想されます。
あじさいの池の開催日
「あじさいの池」は期間限定で公開されるため、その貴重な景色を目にする機会はとても特別です。
2024年の「あじさいの池」は7月6日の土曜日から25日の木曜日までの間に設けられます。
シーズンの終盤に差し掛かると、園内のアジサイも徐々に枯れ始めることがあります。そのため、アジサイが最も美しく咲いている時期と「あじさいの池」を同時に楽しむには、シーズン中に2回訪れることをおすすめします。
「みちのくあじさい園」は何度訪れても異なる美しさが楽しめるので、期間中は複数回訪問する価値があります。
見頃の期間が長いので、いつ訪れても新しい発見があります。ぜひ足を運んでみてください。
【あじさいの池の開催日】
2024年7月6日(土)~25日(木)
みちのくあじさい園のおすすめコース
●奥姫コース
奥姫コースは比較的平坦な地形に整備された遊歩道が特徴です。
このコースを歩くと、場所によって白や青の紫陽花が多く見られ、多彩な花の種類や色、形、雰囲気を一つのルートで楽しむことができます。
●深山コース(アナベルの絶景)
深山コースのハイライトは、美しいアナベルの景観です。
通常のアジサイとは異なり、より小さなアナベルは、深い緑色の葉の背景に白く密集して咲き、大きな手毬形を形成します。その光景は圧巻です。
このコースでは西洋アジサイやタマアジサイ、ハナビといった他の種類のアジサイも楽しめます。
●くれないコース(アジサイ畑)
くれないコースの見どころは、広がるアジサイ畑です。
この畑は斜面に位置しており、訪れるには少し体力が必要ですが、青と白のアジサイが一面に広がる光景は見る価値があります。
シーズンの終わりには、園内のアジサイが池に浮かべられる特別なイベントが行われます。
みちのくあじさい園の入園料や場所に開園時間は?
【場所】
みちのくあじさい園
岩手県一関市舞川原沢111
【開園期間】
2024年6月25日(火)~7月25日(木)
【時間】
8:00~17:00(最終入園16:00)
【入場料】
●6/25~7/5
大人1,000円、小人500円
●7/6~7/25
大人1,300円、小人500円
●カート料金(歩行困難な方)1人800円(予約優先)
みちのくあじさい園へのアクセス
【場所】
みちのくあじさい園
岩手県一関市舞川原沢111
一ノ関駅西口 バスターミナル7番乗り場 摺沢・猊鼻渓行きバスで、約32分「水上みずかみ」で下車。
水上バス停からあじさい園まで徒歩約20分
あじさい期間中の土日祝のみ水上バス停~あじさい園までの無料シャトルバスを運行。
JR一ノ関駅から車で約15分です。
みちのくあじさい園2024あじさいロードや見どころと楽しみ方
「みちのくあじさい園」は、東京ドーム3個分を超える広さのスギ林に囲まれ、400種類以上、40,000株のアジサイが豊富に咲き誇る、日本あじさい協会から認定された日本を代表するアジサイ園の一つです。
園の特色は山アジサイの豊富なコレクションで、全国的に見ても山アジサイを集中的に扱っている園は珍しいです。
園内は自然地形を活かした約15平方キロメートルの範囲に広がり、1周するのに約1時間の遊歩道が設けられています。
早咲きの「七段花」や「くれない」などの珍しい山アジサイから、遅咲きの西洋アジサイまで、季節を通じてアジサイの色と形が次々と変わり、日々新しい魅力を提供します。
梅雨の時期は特にアジサイの美しさを堪能する絶好の機会で、ゆっくりと園を散策するのがおすすめです。
園の周囲は静かな田舎道で、6月から7月の開園期間中は特に混雑します。
訪問する際は開園直後が渋滞を避けるのに適しています。
敷地内は山の斜面を利用しており、一部勾配が急な箇所もあります。
また、広大な敷地を歩くため、歩きやすい靴や防水性のある靴を履いて行くことが推奨されます。
急な天候の変化に対応できるように、傘や防寒着の準備も忘れずに。
園内では、有料ですが予約優先で利用できるカートサービスもあり、約40分かけてアジサイの説明と共に園を周遊できます。
歩くのが難しい方でもこのサービスを利用すれば安心です。
特に雨上がりの朝は、園全体が霞で包まれることがあり、幻想的な景観を楽しむことができます。
園内の約2kmにわたる散策路は、いくつかのコースに分かれており、それぞれのコースで異なる種類のアジサイを楽しむことができます。
みちのくあじさい園の駐車場
190台収容可能な無料駐車場があります。
みちのくあじさい園2024バスツアー
以下のようなバスツアーがあります。
人気のツアーなので早めの予約が良いと思います。
みちのくあじさい園は犬の同伴可能?
犬はカートは乗れませんが、リードを短くして入園可能です。マナーを守ってご同伴下さい。
みちのくあじさい園2024まとめ
みちのくあじさい園は、岩手県一関市に位置し、東京ドーム四個分に相当する広大な敷地を有するアジサイの庭園です。
この園内では、400種類以上のアジサイが4万株を超える数で咲き誇っています。
このあじさい園はもともと観光地として開かれたわけではありませんでした。
約40年前、林業での枝打ちや間伐を効率化するために作られた道が、ひと休みの憩いの場として何か花を植えようという発想から、山主が自宅の庭からアジサイを持ち込んで植えたのが始まりです。
このアジサイは湿気を好む杉山との相性が良く、年々その数を増やしていきました。
やがて地元の人々が訪れるようになり、その後は広く一般に知れ渡り、みちのくあじさい園として正式に公開されました。
この園は、日本あじさい協会から「日本一のあじさい園」として認定される栄誉を得ています。