沼田まつり【2024】時間や場所にスケジュールと天狗みこしにまんどや歴史とアクセスに駐車場と交通規制など詳細情報

沼田市の夏祭りは、須賀神社の祇園祭と沼田まつり商工祭が合体してできた市民が参加するお祭りで、江戸時代にその起源を持ちます。

この祭りは、地元で「おぎょん」として親しまれ、毎年20万人を超える人々が訪れて賑わいます。

主なイベントには、須賀神社と榛名神社の伝統的な神輿渡御や、豪華な山車「まんど」の行列があります。

これらの山車は、人形や楽団を飾り付けて市内を巡ります。

また、地元の町内から参加する多数の町神輿や、元気溢れる子供たちによる子供神輿の共演も見ることができます。

さらに、誰でも参加できる千人おどりなど、多様な催しが行われます。

特に注目すべきは、女性だけが担ぐ天狗みこしです。家庭を守る女性たちが、家族の安全を願って2基のみこしを担ぎます。

これらのみこしは、大天狗面を模しており、約300人の女性によって担がれる壮観な光景を見ることができます。

この女性だけで担ぐ天狗みこしは全国的にも珍しく、多くの観客に楽しまれています。

沼田まつり2024時間や場所にスケジュールなど基本情報

沼田祭りは、群馬県沼田市で開催される盛大なお祭りで、地元市民が大勢参加することで知られています。

この祭りは、毎年20万人を超える来場者が訪れる人気のイベントです。

この祭りの起源は江戸時代にさかのぼり、須賀神社の祇園祭と沼田まつり商工祭が一つに統合されて生まれました。

地元では親しみを込めて「おぎょん」とも呼ばれています。

特に注目されるのは、大天狗面をデザインしたみこしを、約300人の女性だけで担ぐ「天狗みこし」です。

このみこしは、全国から女性が参加しやすい形式であり、そのユニークな特徴が多くの人々に愛されています。

【開催期間】
2024年8月3日(土)・4日(日)・5日(月)

【場所】
群馬県沼田市中心市街地

【スケジュール】
〇8月3日

6:30~    須賀神社みこし
7:30~    榛名神社みこし
14:00~22:00 子供みこし・まんど
15:00~15:45 オープニンセレモニー
17:00~22:00 町みこし
18:30~21:30 天狗みこし
19:10~20:10 千人おどり
〇8月4日

14:00~22:00 子供みこし・まんど
15:00~22:00 町みこし
〇8月5日

14:00~22:00 子供みこし・まんど
17:00~22:00 町みこし
18:30~21:30 天狗みこし
22:00~23:00 須賀神社みこしと祭ばやし共演

沼田まつり2024屋台など露店の出店ある?

沼田まつりの際には、毎年約200軒の屋台や露店が出店しています。

以前は、市役所前や倉内通り、原町通りで屋台や露店が多く見られましたが、開催ごとに場所が少し変更されることがあります。

屋台や露店は交通規制が行われる区間に設置されるため、2024年も交通規制のある区域を目印にして探すと良いでしょう。

また、交通規制は22時に解除されるため、屋台や露店は21時30分に閉店しますので、訪れる際は時間をお確かめください。

群馬県への訪問が予定されているなら、地元の郷土料理である「焼きまんじゅう」をお試しいただくのはいかがでしょうか?

焼きまんじゅうは、麹を使った酒まんじゅうを竹串に刺し、味噌ダレで焼き上げたものです。

特に沼田市を含む北部地域では、中に飴を入れた甘いバリエーションも人気です。

沼田まつり歴史や由来

全国各地の祇園祭りがそうであるように、京都の八坂神社を起源とする祇園祭りの影響を受けています。

沼田祇園祭(おぎょん)は、牛頭天王を祀る須賀神社の祭礼が起源で、かつては上之町、中町、下之町の3つの町の氏子が中心となって祭りを行っていました。

天保時代(約150年前)には、当時の城主である土岐氏の指示により榛名神社も加わり、城内での神輿と「まんどう」と呼ばれる山車の渡御が行われましたが、明治時代以降は城内を巡ることなく、各町を回る形式に変わりました。

戦前には、須賀神社と榛名神社の神輿が一緒に練り歩き、最終日の5日には各氏子の「まんどう」が集結し、須賀神社の境内で神輿が帰るのを待ちながら、翌朝6日までお囃子が演奏され続けました。

沼田祇園祭は、「蚕すんだら沼田の祭り、つれていくから辛抱おしよ」という歌にも歌われ、町の人々だけでなく近隣の農家にとっても、夏の作業が一段落つく時期の重要な生活の一部となっており、厳しい農作業の慰めとされていました。

「おぎょん」として知られる沼田祇園祭は大正時代から8月3日、4日、5日に開催されるようになり、山車が登場し始めたのは明治の10年代からです。

この山車を「まんどう」と呼ぶのはその地域特有の呼称です。

かつて「付け祭」として知られ、須賀神社と榛名神社の渡御に奉仕していました。

戦後、四世紀にわたる歴史と各町の独自の付け祭が融合し、「関東名物の荒祭」として関東一を誇った祇園祭と、10月に開催されていた商工祭が昭和45年に統合され、市民総参加の「沼田まつり祇園祭」となりました。

昭和49年(1974年)からは交通事情を考慮して、お祭り広場(歩行者天国)を設け、その中で祭りが行われるようになりました。

「沼田まつり」では200軒以上の露店が出店し、毎年8月3日から5日に開催されます。

利根沼田地方の夏祭りはこの「沼田まつり」でクライマックスを迎え、これをもって農家は本格的な農繁期に突入します。

沼田まつり2024天狗みこしや千人おどりなど見どころ

天狗みこしは、約300人の女性のみによって担がれる、日本国内でも珍しいみこしです。

沼田まつりで特に有名なこの天狗みこしは、全国各地から女性担ぎ手が集まります。

このみこしが女性のみで担がれるのは、女性が担ぐことで家内安全の祈願が叶うとされるためです。

沼田まつりでは、2基の大きな天狗みこしが市街地を練り歩きます。参加を希望する方は、沼田市の公式ウェブサイトで事前に申し込みが必要です。

天狗みこしは、8月3日と5日の2回行われます。

一方、千人おどりは「沼田音頭」や「沼田天狗ばやし」に合わせて行われる流し踊りで、事前申し込みなしで誰でも参加可能です。

男女年齢問わず、参加できるため、家族や友人と一緒に楽しむことができます。

参加者は浴衣でなくても参加できるので、気軽に楽しめます。

8月3日の午後6時45分には、下之町の宮前薬局前に集合してください。

そこで踊り用のうちわと限定の缶バッジが配布され、それらを持って会場へ向かいます。

旅の記念になる踊り用うちわと缶バッジを手に入れることができ、参加者にとっては嬉しい特典です。

沼田まつり2024アクセス

【場所】
群馬県沼田市中心市街地

【電車】
JR上越線沼田駅から徒歩約15分

【自動車】
関越自動車道沼田ICから約10分

沼田まつり2024駐車場

沼田まつりでは全部で13ヶ所の臨時駐車場が設置されます。

特に駐車台数が多い場所をいくつか紹介します。

【沼田公園グラウンド】
駐車可能台数:750台
〒378-0042 群馬県沼田市西倉内町597-6

【下之町立体駐車場】
駐車可能台数:304台
〒378-0044 群馬県沼田市下之町1018

【沼田小学校校庭】
駐車可能台数:300台
〒378-0042 群馬県沼田市西倉内町

【十王公園】
駐車可能台数:250台
〒378-0056 群馬県沼田市高橋場町1997

【ZACROSアリーナぬまた】
駐車可能台数:140台
〒378-0053 群馬県沼田市東原新町1801-1

その他の駐車場はコチラ>>

沼田まつり2024交通規制

沼田まつり2024では、交通規制があるので注意してください。

交通規制の場所はコチラ>>

沼田まつり2024まとめ

沼田祭りは長年にわたり「おぎょん」として親しまれ、毎年20万人以上の観客でにぎわいます。

この祭りでは、須賀神社と榛名神社の神輿渡御を筆頭に、装飾が施された美しい山車「まんど」のパレード、地元各地から集まる町神輿の共演、子どもたちによる神輿行列、そして「千人踊り」と称される流し踊りなど、多彩なイベントが展開されます。

また、約300人の女性だけで担ぐ「天狗みこし」は、大天狗面を模したみこしで、その迫力は見る者を圧倒します。これらの催し物が、毎年多くの人々を魅了しています。

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