六義園の桜【2024】開花状況や見頃の時期いつ?ライトアップやアクセスに場所と駐車場など詳細はコチラ

国が特別名勝と認めた庭園は、古代の歌集や中国の古典文学に由来する風光明媚な景色を盛り込んでいます。

春の終わりには、庭園の入口付近で垂れ桜が見頃を迎え、その豪華な様子はまるで滝が流れ落ちるように見えます。

この庭園は、徳川綱吉の時代に柳沢吉保によって作られたもので、和歌を愛する心を形にした「回遊式築山泉水」の大名庭園として、1953年には国の特別名勝に認定されました。

2024年3月16日から24日まで、六義園では春の訪れを告げる恒例のイベント「春夜の六義園 夜間特別観賞」を行います。

この期間、普段は閉鎖されている夜の時間帯(毎日18:30~21:00)に、垂れ桜や六義園を象徴する中の島、吟花亭の跡地、水香江などの美しいスポットがライトアップされます。

夜間の特別観賞を楽しむには、専用の観賞券が必要です。

六義園のしだれ桜2024開花状況や見頃の時期いつ?

六義園におけるしだれ桜の最も美しい時期は通常、3月の半ばから4月初旬にかけて設定されています。

この美しい園内では、桜の花が3月の初め頃から徐々に開き始め、3月中旬から4月の初めにかけては、ソメイヨシノやシダレザクラなどが花盛りになります。

特に、六義園のシダレザクラは、ソメイヨシノよりも早めに花を咲かせ、毎年3月の中旬から後半にかけてが最も良い見頃とされています。

ただし、この時期は年によって気候や天候の変動に左右されるため、実際の見頃は変わることがあります。

2024年に関する天気予報サイトの情報によると、3月11日時点で六義園のシダレザクラは蕾のままです。

開花が見込まれるのは3月18日、5分咲きは3月20日、満開は3月22日、そして桜吹雪は3月26日と予測されています。

毎年の傾向として、六義園のシダレザクラは3月の中旬に見頃を迎えることが多いようです。

最新の六義園の桜の開花状況は以下でも確認することが可能です。

六義園の桜の最新開花状況はコチラ>>

さらに、六義園の公式サイトではしだれ桜の開花状況を電話で答えてくれる無料のサービスもあります。

お出かけ前に確認してみましょう。

六義園の公式サイトへ>>

六義園の夜桜2024ライトアップいつから?場所や時間と入場料

六義園では、春の訪れを告げる桜の夜間照明が特別な期間に提供され、訪れる時間によって異なる美しさを鑑賞することが可能です。

晴れ渡る空の下での優美なしだれ桜も見事ですが、夜の帳が下りた際に照らし出される花々は、更に魅力的で幻想的な景色を演出します。

このイベント中、公園は通常よりも夜9時まで開放され、光に彩られたしだれ桜は言うまでもなく、松や石の配置など、武家庭園や竹やぶも含めて美しく照らし出されます。

来園者は昼間から夜のライトアップを含めて六義園を満喫でき、予約や時間帯による入場制限はありません。

特に、吟花亭周辺のしだれ桜は見逃せない景色の一つであり、園内西端に位置し、東端の正門近くにある別のしだれ桜とは正反対に位置しています。

吟花亭にあるしだれ桜は、夜間に色とりどりに変わる照明によってさらに引き立てられます。

また、六義園の正門近くのしだれ桜のそばには、藤棚と隣接してもう一つの見事なしだれ桜があります。

【ライトアップ期間】
2024年3月16日(土)~3月24日(日)

【時間】
18:30~21:00(最終入園20:00)

【入園料】
オンライン前売り券900円
窓口当日券1100円(一日3000枚限定)
小学生以下無料

ネットでの事前チケットは、訪問の前日までにご購入いただく必要があります。

当日券の販売は特定の入口、「染井門」限定で行われているため、他の入口からは園内へのアクセスができませんので、お気をつけください。

六義園には、見事なこぶしの木があり、白い花々が美しく咲いています。

また、日が沈む頃には照明による幻想的な光景が庭園を一層魅力的に演出し、夕方の風景と相まって独特の雰囲気を楽しむことができます。

ライトアップが行われる期間は、夜21時まで開園しており、最後の入園は20時です。

日中は温かいですが、夜になると気温が下がり肌寒くなることがあるので、暖かい服装でお越しください。

この時期は、しだれ桜が満開になるため、多くの訪問者で賑わい、特に混雑します。

夜や週末は特に人が多くなりますので、人出が少ない平日の日中に訪れることをお勧めします。

夕方以降は入場制限が敷かれる場合がありますので、ライトアップを目当てに訪れる際は早めの時間帯の入園が賢明です。

六義園の桜2024見どころと魅力について

徳川五代目将軍・綱吉の重臣であった柳沢吉保の手によって、約7年の長きにわたり造園された六義園は、東京にある名高い歴史的庭園の一つであり、小石川後楽園と並び称されるほどの美しさを誇ります。

この広大な武蔵野の地に、池や人工の山々を造り、美しい「回遊式築山泉水庭園」を完成させました。

六義園は、日本の古典詩集や中国の古文書に見られる風景をモチーフに取り入れたことで知られ、江戸時代における日本庭園の傑作として、特別名勝にも指定されています。

ここでは、季節ごとに変わる自然の美しさを楽しみながら、心地よいひとときを過ごすことができます。

園内には、シダレザクラやソメイヨシノなど、さまざまな種類の桜が75本も植えられており、東京でも特に人気の高い花見のスポットとなっています。

中でも、園の象徴ともいえる70年生のエドヒガンのしだれ桜は、見事な花を咲かせることで知られ、春の訪れを告げる風物詩として親しまれています。

満開時には、花枝が地面に届くほどに豪華に垂れ下がり、見る者を圧倒します。

この桜は、樹齢の割に太くて力強い幹を持ち、3本の桜が寄せ植えされたとも言われています。

桜以外にも、ドウダンツツジやヤマブキ、ユキヤナギなど、多彩な花々が庭園を彩ります。

六義園では、賑やかなお祭り屋台の出店はほとんどありませんが、歴史的な茶屋が点在しており、花見の際には抹茶を楽しむことができます。

特に夜桜の時期には茶屋の数が増え、しだれ桜の裏手にある休憩所では食事も提供され、こぶしの大木の隣にある「心泉亭」では、限定で茶屋が開かれ、夜には抹茶と和菓子を味わいながら、幻想的な庭園の景色を楽しむことができます。

六義園の桜2024アクセス(最寄駅)

【場所】
六義園
東京都文京区本駒込6-16-3

【電車】
JR「駒込駅」南口より正門へ徒歩約8分、染井門へ徒歩約2分です。(染井門・春はライトアップ期間のみ開門)

都営三田線「千石駅」より正門へ徒歩約10分、染井門へ徒歩約20分

【車】
首都高速「護国寺IC」より都道437号経由で約3km(約10分)

六義園の桜2024駐車場

残念ですが、六義園には専用駐車場はありません。

近くのコインパーキングを利用することになります。

六義園の読み方

知らない方もいらっしゃると思うので確認の意味で。

六義園の読み方は、

りくぎえん

となります。

1695年、徳川綱吉の側近である柳沢吉保は、綱吉により授けられた土地に自身の別邸を築き、その敷地内に特別な庭を造り上げた。

この場所は、建物が六義館、庭が六義園と呼ばれるようになった。

この名前は、古典文学『詩経』における六つの美徳にちなんで名づけられました。

六義園の桜2024まとめ

六義園を象徴する樹木であるしだれ桜は、その高さが約15メートル、幅が20メートルに達し、夜の空に映えるその姿は非常に壮観です。

また、夜間の特別公開期間には、岩崎家の時代に作られた土蔵の壁への映像投影や、水香江に作り出される光の「水紋」、そして園内いくつかの場所に設置された写真撮影スポットなど、多数の特別イベントが用意されています。

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