都市の心臓部にある大阪城周辺は、駅のすぐそばで緑が豊かな休息の場所として知られています。
この公園は約3,000本の樹木が生い茂り、その中でも特に「西の丸庭園」と呼ばれる区域は国の重要文化財にも指定されており、約300本の桜の木がソメイヨシノを中心に配置されて美しい景観を作り出しています。
桜の花が満開になる季節には、大阪城天守閣を中心にして花々が華やかに開き、夜間のライトアップによって日中とは異なる魅惑的な風景が広がります。
これは大勢の人々に愛される、見応えのある花見の名所となっています。
大阪城公園の桜2024開花状況や見頃と満開の時期いつ？
大阪城公園に咲く桜の花は、春の美しい光景を提供します。
通常、桜の花は3月の末から4月の半ばにかけて満開になります。
公園内の西の丸庭園では、3月末から4月初旬にかけて桜の花が最も美しく咲き誇ります。
また、玉造口のエリアでは、八重桜という遅咲きの桜が植えられており、その見頃は4月の初旬から中旬にかけてです。
桜の開花時期は、その年の気候や天候に左右されるため、毎年変動があります。
2024年の大阪城公園における桜の開花に関する予測によると、開花の始まりは3月26日ごろ、半開の状態は3月31日ごろ、満開は4月4日ごろ、そして桜が散り始めるのは4月11日ごろとされています。
●開花予想日
3月26日
●五分咲き
3月31日
●満開
4月4日
●桜吹雪
4月11日
大阪城公園の開花状況は以下でも確認が出来ます。
大阪城公園の桜2024ライトアップあるの？
西の丸庭園において、夕方から夜にかけて特別に照明を当てた桜を「観桜ナイター」と称して鑑賞することができます。
この場所では桜の開花期に合わせ、夜間特別営業（18:00～21:00、最後の入場は20:30まで）が毎年行われています。
この特別な体験のためには入場料が別途必要となりますが、その価値ある幽玄な雰囲気を体験することができます。
照明を当てられた期間中の入場料は350円、その他の期間では200円と設定されています。
夜の帳が下りた中で照らし出される壮大な城と桜の美しい景色は、日中には味わえない神秘的な魅力を放っています。
【ライトアップ開催期間】
2024年3月22日(金)～4月7日(日)
【ライトアップ時間】
18：00～21：00
【料金】
大人350円
中学生以下・大阪市在住の65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方は無料
大阪城公園の桜2024アクセス
【場所】
大阪城公園
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城
【電車】
JR大阪環状線大阪城公園駅からすぐ、またはJR大阪環状線・地下鉄森ノ宮駅からすぐ、または地下鉄谷町四丁目駅から徒歩10分です。
【車】
阪神高速13号東大阪線法円坂出口・森之宮出口から車ですぐです。
大阪城公園の桜2024駐車場
以下の駐車場があります。
【大阪城公園駅前駐車場】
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城３-４
駐車台数：171台
料金
平日：1時間400円
土日祝：1時間500円
【森ノ宮駐車場】
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城２
駐車台数：100台
料金
平日：1時間400円
土日祝：1時間500円
大阪城公園の桜2024屋台など露店の出店あるの？
大阪城公園では花見の時期になると、多くの食べ物屋や移動式の飲食店が現れ、賑やかな雰囲気に包まれます。
例年、桜が咲き始める3月下旬から4月初旬にかけて、食べ物屋は朝9時から夕方5時までの営業が一般的です。
しかし、前年には新型コロナウイルスの予防措置のため、夜の桜の照明が中止され、その結果、食べ物屋の営業時間も夕方5時までとなりました。照明がある年は、夜9時まで営業している店も見られることがあります。
また、食べ物屋でアルコールが売られているかは不明ですが、公園内にはコンビニが複数あり、そこでは酒類を購入できるため、必要な場合は利用すると便利です。
【屋台の種類】
タコ焼き
焼きそば
焼き鳥
肉巻きおにぎり
牛串
ベビーカステラ
チーズドック
タン塩串
桜ソフトクリーム
はしまき
からあげ
クロワッサンたい焼き
いちご大福
【屋台の場所】
大阪城ホール付近
記念樹の森北側
青屋門付近
太陽の広場
南外堀付近
西の丸庭園
大阪城公園の桜の種類と本数
桜の種類は、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラ、オオシマザクラ、サトザクラ等があります。
園内のいたる所に咲く約3,000本の桜や重要文化財で囲われた美しい「西の丸庭園」に咲く約300本の桜の木があります。
大阪城公園の桜2024見どころと魅力とお花見
大阪中心部に位置する、大阪城を核とした広大な緑豊かな公園は、都会のオアシスとして知られています。
この公園は105.6ヘクタールにも及び、スポーツ施設や散歩道、コンサートホール、屋外アリーナなど様々な施設が揃っています。
この地に建てられた大阪城は、「太閤さんの城」とも呼ばれ、姫路城や熊本城と並ぶ、日本を代表する城の一つです。
豊臣秀吉によって建築されたこの城は、初めて築城されたのが1598年で、その後、様々な歴史的事件を経て現在に至ります。
特に、城が最初に築かれてから、数度の再建を経て現在の姿になったことが知られています。
1931年には現在見られる天守閣が再建され、徳川時代の門や櫓、石垣がその歴史的な風貌を今に伝えています。
大阪城公園は、桜の名所としても非常に有名で、春には約4,000本の桜が園内を華やかに彩ります。
梅や桃の花も園内の景色を豊かにしており、これらの花々は訪れる人々に春の訪れを感じさせます。
豊臣秀吉が好んだ花見の場所としても知られ、特に桜門のあたりは、彼の時代から美しい桜並木で知られています。
園内の様々な場所から桜を楽しむことができ、天守閣の美しい背景と桜のコントラストは見事です。
公園内の西の丸庭園では、約300本の桜が植えられ、大阪城を背景にした桜の美しい景色を楽しむことができます。
この庭園は、桜の見頃には特に美しい場所として知られています。
大阪城天守閣は現在、歴史博物館として公開されており、その展望台からは園内の桜を一望できます。
桜の季節には開館時間が延長され、さらに多くの人々がこの美しい景色を楽しむことができます。
さらに、大阪城公園周辺では桜の美しい景観を楽しむことができる他、桜の時期には特別な鑑賞船も運行され、別の角度から桜を楽しむことができます。桜吹雪の美しさも見逃せません。
大阪城公園の桜2024お座敷船からの花見
大阪城の周囲を巡る特別な遊覧船は、20分程度の船旅で、水面から眺める桜の風景を楽しむことができる、まさに贅沢なお花見体験です。
この遊覧船は、かつて大名や貴族が使用していた華麗な船で、おもてなしや涼をとるために利用されていたとされています。
豊臣秀吉が好んだ黄金の装飾が施された遊覧船で、大阪城と桜の絶景を体感してみるのはどうでしょうか。
大阪城公園の桜2024まとめ
通常、大阪の名所にて桜の最も美しい時期は、3月の終わりから4月の始まりにかけてです。
この地点は駅からも近く、駐車場も整備されており、訪れやすいのが魅力の一つです。
この時期には、約3000本の桜が公園全体に咲き誇り、特に重要文化財に囲まれた西の丸庭園では約300本の桜が見ることができます。
食事や軽食を楽しめる屋台も多数出店しており、散歩をしながらの屋台巡りも楽しめます。
夜には、大阪城と桜がライトアップによって美しく融合した「観桜ナイター」もおすすめで、夜桜を楽しみたい方には特に見どころです。
