世界的に認められた文化遺産、嚴島神社とその辺りに咲く約1900本の桜の美しさを通して、かつての平和な時代の雰囲気を感じ取ることができます。
日本の代表的な美しい場所のひとつであり、天橋立や松島と並んで、日本三景の一つとされています。
この島には、見事に咲き誇る約1900本の桜があり、特に嚴島神社の西側、多宝塔の近くは、大鳥居を望むことができる絶好の桜の観賞スポットとして有名です。
五重塔を背景にした桜の美しい景色も、見る者を魅了します。
さらに、「うぐいす歩道」という自然探索の道沿いに位置する谷ヶ原の桜並木は、厳島の八景にも数えられる素晴らしい場所です。
宮島の桜2024開花状況や見頃の時期いつ?
宮島にある厳島神社周辺での桜の最も美しい時期は通常、3月の終わり頃から4月の初めにかけてとされています。
この地域での桜の開花期間には、年によって気候や天候の影響で変動が見られます。
気象情報サイトの報告によると、宮島での桜の花が開く予定日は3月29日で、満開は4月5日頃、桜の花びらが散り始めるのは4月13日頃とされているようです。
●開花予想日
3月29日
●五分咲き
4月2日
●満開
4月5日
●桜吹雪
4月13日
宮島の桜2024夜桜ライトアップ
ライトアップあります。
夜の宮島は、あまり人がいないのでゆっくりと心ゆくまで夜桜のライトアップを堪能が出来ます。
【ライトアップ期間】
2024.3.18(月)~4.17(水)
【ライトアップ時間】
18時~22時
【場所】
多宝塔・藤の棚
宮島の桜2024混雑状況
例年、桜のシーズンには30万人ほどの人出となる人気スポットです。
厳島神社の桜を楽しむことは一日中可能ですが、神社の正式な参拝時間は朝の6時30分から夕方18時までです。
平日における春の桜のシーズン中、厳島神社周辺は午前11時から夕方4時頃にかけて人で賑わうことが多いです。
飲食の屋台が集まるエリアは、ランチタイムやディナータイムにかけて特に混雑が見込まれます。
特に、夜桜を見ながら屋台での食事を楽しむ人々で、夜間も人出が多くなる傾向にあります。
平日であれば、朝6時30分から10時、または午後4時から6時までの時間帯が比較的空いていると言えます。
休日や祝日の場合、朝10時から夕方以降まで人々で賑わうことが多く、特に昼食や夕食を楽しむ時間帯には屋台も混雑します。
夜桜と屋台での食事を楽しむ文化は休日でも同様で、夜間の混雑が予想されます。
休日や祝日に訪れる場合は、朝6時30分から9時までの早朝がお勧めの時間帯です。
宮島の桜2024見どころの場所とオススメスポット
厳島神社は世界遺産に認定されており、その付近では約1900本の桜の美しさに心を奪われることでしょう。
古の安らぎを感じさせるこの場所では、多彩な桜の品種が目を楽しませてくれます。
宮島には、山桜やソメイヨシノ、しだれ桜、大島桜など、さまざまな桜が見られます。
多宝塔周辺
宮島にある名所の一つで、厳島神社の近くに位置する宝物館の隣に位置し、1523年の建築とされる価値ある『多宝塔』があります。
その塔のすぐ前では、屋根が設けられた憩いの場所があり、桜の見物を楽しむことが可能です。
さらに、少し歩いて高台に登ると、「多宝塔」が立つ小さな丘からは素晴らしい景色が広がっています。
ここからは、厳島神社や瀬戸内海、往来するフェリーなど、宮島の典型的な風景と共に春の桜を満喫することができるでしょう。
桃林
目の前に広がるのは、まるで”桃源郷”を思わせる、桜の花々に囲まれた風景です。
フェリーの発着点や厳島神社から少し距離があり、道順が複雑なため、訪れる人が少なく、隠れた桜の名所になっています。
うぐいす歩道の谷ケ原
宮島にあるうぐいすの小道は、フェリーが着岸する場所から出発し、左側にある長浜の端を起点として、町の裏手に広がる森林を通り抜け、紅葉の渓谷にあるロープウェイの駅に至る自然豊かな散歩道です。
この道沿いには、桜で有名な谷ケ原も位置しており、訪れる人々に息をのむような美しい風景を提供しています。
大元公園
宮島水族館の背後に位置する大元公園は、ベンチが豊富にあるため、桜を楽しむのに最適な場所です。
ソメイヨシノだけでなく、しだれ柳の桜も非常に美しいです。
入り口付近には、大元神社と牛の形を模した有名な石「牛石」が設置されています。
この地は古来より桜の名勝地として親しまれ、江戸時代に光明院に仕えた僧・恕信によって選ばれた「厳島の八景」の一つとしても名を馳せています。
光明院周辺
光明院は標高が高く、周囲の五重の塔や海の絶景を楽しめる、花見に最適な場所として知られています。
海辺の道から逸れ、狭い坂道を登ることでたどり着くこの地は、海岸線の喧騒から離れて桜を静かに楽しむことができます。
また、光明院に至る直前の千畳閣からも素晴らしい景色を望むことができますが、桜が咲く時期には特に、光明院までの小旅行を楽しむことをお勧めします。
要害山(宮尾城跡)
宮島のフェリー乗り場からすぐの場所に、高さ約30メートルの小高い山、「要害山」があります。
この山の頂上には、過去に宮尾城(別名:宮ノ尾城)が存在していましたが、今はその跡地のみが残されています。
フェリー乗り場からそれほど遠くないにも関わらず、訪れる人が少ないのは、急勾配や石の階段を上がる必要があるからです。
この山には、厳島神社の一部として今伊勢神社があり、訪れた人が一息つけるように屋根付きの休憩所が設けられています。
宮島の桜2024アクセス
【宮島】
広島県廿日市市宮島町
宮島へは宮島口よりフェリーで約10分
【電車】
JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分、フェリーで約10分
広島電鉄・広島駅から広電宮島口駅まで約60分、フェリーで約10分
【車】
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分、フェリーで約10分
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分、フェリーで約10分
宮島の桜2024駐車場
宮島には、道路が細くて駐車スペースが限られています。
そのため、宮島口の近くにある駐車場に車を置き、そこからフェリーで島へ渡ることをお勧めします。
宮島の桜2024まとめ
ソメイヨシノ、シダレザクラほか1900本もの桜を満喫できます。
厳島神社の観光に合わせて桜も楽しみましょう。