可睡斎ひなまつり【2024】場所どこ?いつから?アクセスや駐車場に料金など詳細解説

静岡県袋井市に位置する「秋葉総本殿 可睡斎」で、毎年恒例の「可睡斎ひなまつり」が開催されます。

大広間には32段の大雛壇が飾られ、合計で1200体のひな人形が美しく展示されます。

さらに、館内の廊下やお部屋にも多くのひな人形が見られます。詳細な「可睡斎ひなまつり」の情報をご紹介します。

可睡斎ひなまつり2024場所やいつからなど基本情報

「可睡斎ひなまつり」は、静岡県袋井市にある禅寺「可睡斎(かすいさい)」で、元旦から3月末まで行われる雛まつりです。

可睡斎は、曹洞宗の古い寺で、徳川家康と関連があります。

瑞龍閣(ずいりゅうかく)という国の登録有形文化財の大広間には、日本最大級の32段、合計1,200体のお雛様が展示されます。

雛壇は非常に豪華で見応えがあり、天井にまで広がります。

瑞龍閣の雛壇に加えて、大書院の廊下にも雛人形が展示され、等身大の雛人形、傘福、さるぼぼなどの特別展示も楽しめます。

また、2月下旬から3月上旬の土日には、山門前の階段にも雛人形が飾られます。

【開催期間】
2024年1月1日(月・元旦)~2024年3月31日(日)

【時間】
午前8時~午後5時

【場所】
可睡斎 瑞龍閣
〒437-0061 静岡県袋井市久能2915-1

【料金】
700円
※小学生以下無料
※室内ぼたん園・諸堂拝観料を含む

可睡斎ひなまつり2024アクセス

【場所】
可睡斎 瑞龍閣
〒437-0061 静岡県袋井市久能2915-1

【電車】
●新幹線
掛川駅又は浜松駅にて下車。
東海道本線に乗り換えて袋井駅下車。
(掛川駅よりタクシー20分)(浜松駅よりタクシー40分)

●在来線
袋井駅下車。北口①番のりばから遠州森町行きまたは気多行きに乗車し「可睡斎入口」下車(バスで12分)

【車】
「東名高速道路 袋井IC」より車で5分(道路案内図あり)

「新東名高速道路 森掛川IC」より車で15分※富士山静岡空港より車で40分

可睡斎ひなまつり2024駐車場

専用駐車場あり

【収容台数】
400台

アクセスや駐車場の詳細は、可睡斎の公式サイトで確認が出来ます。

可睡斎の公式サイトへ>>

可睡斎ひなまつり2024イベントについて

可睡斎ひなまつりの期間中、貝の絵付け体験や十二単の着付け実演、マルシェなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。

詳細情報は、以下のパンフレットをご覧ください。

イベントの詳細へ>>

可睡斎ひなまつり2024ツアーあるの?

あります。

いくつか紹介したいと思います。

たびゅ~んとへ>>

クラブツーリズムへ>>

可睡斎ひなまつりの歴史や由来

静岡県袋井市にある古刹「可睡斎」は、約620年前に開山され、毎年1月から3月にかけて「ひなまつり」が開催されています。

このお祭りでは、日本最大級の雛人形が約1200体、32段の雛壇に飾られます。

この壮観な光景には、人々が感謝の気持ちを込めています。

3月3日の「雛祭り」は、女の子の成長と幸せを祈る伝統的な行事で、日本中で親しまれています。

女の子のいる家庭では、雛祭りが近づくと、通常「お内裏様とお雛様」と呼ばれる雛人形を飾り、桃の花や白酒、ひし形のもちを供え、特別なちらし寿司や蛤の吸い物を楽しんで祝います。

昔の日本の暦では、桃の花が咲く時期と重なるため、「桃の節句」とも呼ばれ、春の訪れを告げる行事とされています。

雛祭りの起源には複数の説がありますが、一説によれば、平安時代に始まり、人々が身体の不調や災難を避けるために、自分の身体を表す紙や草木で作った人形を川に流す儀式から始まったとされています。

そのため、雛人形を家に飾る際にも、災難を避けるためにその人形を譲渡したり、共有したりすることが避けられました。

成人した女の子によって、役目を終えた雛人形は寺に寄贈され、供養されてきました。

静岡県袋井市にある古刹「秋葉総本殿 可睡斎」は、1401年に創建され、広大な境内に多くの建造物があります。

ここには、役目を終えた雛人形が全国から寄せられます。

可睡齋の太田章文さんによれば、年間で300~400件ほどの依頼があり、雛人形はお寺でお経が読まれ、感謝の意を表すお焚きあげが行われます。

このような背景から、2015年から毎年「可睡斎ひなまつり」が開催され、雛人形に感謝の心を込めて供養されています。

「可睡斎ひなまつり」は通常、1月1日から3月31日まで開催され、その見どころの一つは国の登録有形文化財である「瑞龍閣」と呼ばれる2階建ての迎賓施設です。

ここには32段、約1200体の雛人形が飾られます。

さらに、廊下や屋外の50段ほどの階段にも雛人形が飾られ、境内全体が華やかな雰囲気に包まれます。

まつりの期間中、瑞龍閣1階の室内ぼたん庭園では約20品種、70鉢のぼたんの花が満開となり、まつりを彩ります。

太田さんは、「大広間の雛人形は、一つ一つの顔が隠れず、美しさと整然とした配置に感動されることでしょう。」と述べています。

袋井市では可睡齋ひなまつりに合わせて「まちじゅうひなまつりプロジェクト」も行われ、市内の商店や企業、施設などが雛人形を飾り、地域全体が雛祭りの雰囲気に包まれます。

可睡斎に展示される雛人形は、美しさと感謝の気持ちが詰まっています。

タイトルとURLをコピーしました