広島の中心部に位置する縮景園は、江戸時代に造られた歴史ある大名の庭園として知られています。
この庭園では、春の桜から夏の紫陽花、秋のもみじ、冬の梅や椿に至るまで、年間を通して多彩な植物や花の景色を楽しむことができます。
この地域の象徴的な場所である縮景園は、現在、早めに咲く梅の花が見頃を迎え、訪れる人々を魅了しています。
この庭園内には、13品種にも及ぶ136本の梅の木があり、特に早咲きの種類が現在、見事に花開いています。
特に、「八重寒紅梅」と呼ばれる深いピンク色の梅の花は、その美しさだけでなく、周囲に広がる繊細な香りでも知られています。
縮景園の梅2024開花状況や見頃について
広島にある縮景園での梅の花の見頃は、通常2月の半ばから3月の初めにかけてで、2024年もその傾向に沿っています。
2024年2月12日、地元のニュース番組「広テレ！NEWS」では縮景園の梅が最盛期を迎えていると報じました。
また、2024年2月14日にはNHK広島NEWS WEBにて、縮景園には合計19種類136本の梅が植えられており、中でも「月影」や「八重寒紅梅」などが現在見頃であると伝えられました。
過去2年間は開花が2週間ほど遅れていたものの、2024年には梅の花は通常の時期に咲き始めました。
広島テレビは、2024年2月12日に、梅の開花が平年より1日遅れの7日に始まり、現在は8分咲きであると報じました。
さらに、NHK広島NEWS WEBは2月14日に、今年の梅は1月上旬から開花し、現在は白やピンクの美しい花が8分咲きで訪れる人々を魅了していると伝えています。
縮景園には遅咲きの梅も含めて19種類の梅があり、3月上旬まで楽しむことができます。
梅の見頃については、縮景園の公式サイトでも発表されています。
お出かけ前に確認しておくとよいでしょう。
縮景園の料金はいくら？
料金や開園時間などは以下となります。
【料金】
一般260円
大高生150円
中小生100円
65歳以上無料
【開園時間】
9：00～17：00（入園は16：30まで）
【場所】
縮景園
〒730-0014
広島県広島市中区上幟町２-１１
縮景園の梅2024見どころや魅力について
縮景園の特色は、全国から選りすぐった名所を一つの場に小さく再現したというコンセプトに基づいています。
この庭園の魅力の一つは、多様な梅の品種を同じ空間に集結させている点です。
具体的には、白梅の月影や紅梅の八重寒紅梅を含む19種類の梅があります。
園内では、合計136本の梅が植えられており、そのうち114本が梅林に配置されています。
縮景園では、梅と河津桜が一緒に開花することもあり、訪れる人々には梅と桜の共演も鑑賞できます。
さらに、梅以外にも多くの花が植えられており、ミモザやボケの花も楽しむことができます。
梅林にはメジロなどの小鳥がよく訪れるため、梅とメジロの美しい共演を目的に園を訪れる人も少なくありません。
縮景園の梅2024アクセス
【場所】
縮景園
〒730-0014
広島県広島市中区上幟町２-１１
【電車】
JR西日本 広島駅 徒歩約15分
広島電鉄 八丁堀駅 白島線路面電車約10分 縮景園前駅 徒歩約10分
JR西日本 広島駅 旭町行きバス約5分 縮景園入口停留所 徒歩約5分
JR西日本 広島駅 ひろしま観光ループバス「ひろしまめいぷる～ぷ」オレンジルート 県立美術館前（縮景園前）停留所 徒歩約1分
【車】
山陽自動車道 広島IC 約20分
縮景園の梅2024駐車場
縮景園には専用駐車場が用意されています。
【収容台数】
29台
【料金】
1時間400円、以降30分200円
梅の見頃シーズンだと直ぐに満車になります。
念のために縮景園近くの有料駐車場をいくつか紹介します。
【三井のリパーク 広島上幟町第７駐車場】
〒730-0014 広島県広島市中区上幟町１１-５
駐車台数：46台
駐車料金：40分200円
【ASAHI PARK 上幟町第2】
〒730-0014 広島県広島市中区上幟町3番8
駐車台数：65台
駐車料金：8：00～20：00 30分200円
20：00～8：00 60分200円
【三井のリパーク 広島上八丁堀第５駐車場】
〒730-0012 広島県広島市中区上八丁堀５-１０
駐車台数：22台
駐車料金：8：00～18：00 10分200円
18：00～8：00 60分100円
縮景園の梅2024まとめ
縮景園では、梅の花が最も美しい季節になると、年によっては河津桜や花桃が同時に咲き誇る光景を見ることができます。
この静かな庭園は、春の訪れと共に突然生き生きとします。
まだ少し肌寒い時期ではありますが、梅の花を眺め、その香りに浸るには絶好の時です。
暖かくして縮景園への散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
