梅雨の季節、ハウステンボスで開催される「あじさい祭」では、華やかなあじさいが開花し見頃を迎えます。
ヨーロッパ風の町並みが、カラフルなあじさいによって装飾される光景は、ハウステンボスならではの美しい風景と言えるでしょう。
特に「パレスハウステンボス」へと続く道沿いに咲くあじさいの列は見逃せません。
散歩をしながら、ピンクや紫、ブルーなど様々な色や形のあじさいを楽しむことができます。
また、カナルクルーズが楽しめる「あじさいの運河」や、園内の「花の広場」、「あじさいマーケット」で様々なあじさいを堪能することが可能です。
ハウステンボスあじさいまつり2024開花状況や見頃の時期いつ?
ハウステンボスでのあじさいの開花時期は、通常6月の初旬から下旬にかけてです。
この期間、早咲きのあじさいは6月初旬に開花を始め、さまざまな品種が次々と花を咲かせ、6月中旬から下旬にかけて最も美しい時を迎えます。
2024年5月20日時点で、ハウステンボスのあじさいは徐々に花を開き始めています。
2024年のハウステンボスのあじさいは、特に6月の初旬から中旬にかけての見頃が予想されます。
ハウステンボスのお土産としては、人気のアニーおばさんのチーズケーキをぜひお試しください!
ハウステンボスあじさいまつり2024いつまで?時間や場所にイベント内容など
江戸時代、出島のオランダ商館に勤めていた医師兼植物学者のシーボルトは、特に日本原産の紫陽花を愛好していました。
長崎のハウステンボスでは、毎年6月に「ハウステンボスあじさいまつり」を開催しています。
この「ハウステンボスあじさいまつり」は、「フラワーフェスティバル」の中で特に人気があり、「100万本のチューリップ祭」や「バラ祭」に続く主要イベントの一つです。
オランダの伝統的な建物を再現した街並みと日本の紫陽花の美しい組み合わせは、独特な景観を提供します。
カラフルな「バラまつり」に続き、寒色系の多いあじさいがハウステンボスの雰囲気を一新します。
湿気を含んだ梅雨の空気が、異国情緒あふれる景色と紫陽花の魅力によって爽やかなものに変わります。
あじさいは、日本最多の1250品種が展示されており、その多様性には圧倒されます。
2024年の「ハウステンボスあじさいまつり2024」は、5月25日から6月30日まで開催されます。
「花の広場」ではあじさいや初夏の花々が満開で、「あじさいの運河」や「あじさいロード」を通じて会場全体が鮮やかな花々でいっぱいです。
さらに、季節ごとの移り変わりをショーやグルメ、グッズで楽しめる「フラワーフェスティバル」も同時に行われています。
あじさい祭期間中には、紫陽花をテーマにした特別なメニューや商品が提供されます。
園内を歩いていると、至る所で様々な色の紫陽花が開花しているのを見ることができます。
ハウステンボスのあじさいまつりでは、日常では見られない珍しい種類の紫陽花も楽しめ、その美しさにはただただ感動します。
ハウステンボスあじさいまつり2024ライトアップある?
あじさいまつりの期間中には、毎晩開催される「あじさいライトアップ」も見逃せません。
ハウステンボスのあじさいまつりの夜は、ライトアップされた魅惑的なナイトガーデンが現れ、昼間とは全く異なる幻想的な光景を提供します。
光の宮殿や並木道沿いの樹木がイルミネーションで飾られ、ロマンチックな雰囲気に変わります。
この清々しい空間で、日常の疲れを忘れて心地よい時間を過ごすことができます。
800メートルに及ぶ「あじさいロード」も夜間にライトアップされ、紫陽花が幻想的に浮かび上がり、壮大でロマンチックな景色を創り出します。
昼間の美しさだけでなく、夜にも異なる魅力を放つ紫陽花をぜひお楽しみください。
ハウステンボスあじさいまつり2024見どころと楽しみ方
ハウステンボスの中心地、「アムステルダム広場」は、あじさいや初夏の花々で装飾された「花の広場」に変わります。この広場では、日々ショーやフォトジェニックな蝶のモニュメントが設置され、訪れる人々を楽しませます。
広場のステージでは、日々様々なショーが開催され、周囲のホテルのレストランで食事を楽しみながらショーを鑑賞することができます。
紫陽花の豊かな色彩に囲まれた中、花やエンターテイメントを満喫できることでしょう。
2018年には、アムステルダム広場が「音楽とあじさいの広場」として、花と音楽の祭典が開催され、紫陽花を眺めながら素晴らしい音楽に耳を傾けることができました。
この広場はアムステルダムシティと光のファンタジアシティの間の運河沿いに位置しており、運河のそばにはカラフルな紫陽花が咲き誇り、運河を吹き抜ける心地よい風と共に紫陽花の絶景を楽しむことができます。
日本原産の紫陽花とヨーロッパの街並みが見事に調和し、ハウステンボスならではの風景を生み出します。
初夏を彩るこの風景は、新鮮でありながらどこか懐かしさを感じさせます。
運河に沿って咲く紫陽花を眺めながら散歩すると、ヨーロッパの街を歩いているような気分になります。
パレスハウステンボス前では、自然豊かな800メートルの「あじさいロード」が広がっており、パレスハウステンボス自体は、オランダ政府と王室の協力によって前オランダ女王ベアトリクスの居城を精密に再現した宮殿です。
この道を歩くと、日本最多品種1,250品種の紫陽花が道を埋め尽くし、その光景は目を見張るものがあります。
また、「あじさいロード」では、紫陽花を購入できる「あじさいマーケット」も開催され、夜間にはライトアップも行われ、あじさいまつりの最大の見どころとなります。
2018年にハウステンボスを訪れた際には、「パレスハウステンボス」が「あじさいの宮殿」として期間中、紫陽花を使用したアート作品が展示されていました。
特に注目すべきは、ハウステンボスが名付けた「ハウステンボス」品種で、この花束のような美しい紫陽花が「花の広場王冠オブジェ」に登場します。
このパークオリジナルのあじさいは、バラのような形の八重ボール咲きや、魅力的なピンク色が特徴で、この世に100株しかない貴重な品種が初めて公開されるので、是非注目してください。
ハウステンボスあじさいまつり2024入園料や時間など
営業期間は6月1日(土)から6月30日(日)までで、開園時間は9:00から21:00までです(最終入場は20:00)。
※イベントの実施状況や新型コロナウイルスの感染状況により、営業時間が変更される場合がありますので、訪問前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。
入場料金は以下の通りです:
1日利用パスポート:大人は7,400円、中高生は6,400円、小学生は4,800円、未就学児は3,700円、シニア料金は5,400円です。
※3歳以下のお子様は無料です。
午後3時以降の入園であれば、料金が割引される「アフター3パスポート」があり、40のアトラクション施設を何度でも利用可能です。
その他にもお得なパスポートオプションがありますので、詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
ハウステンボスあじさいまつりへのアクセス
【場所】
ハウステンボス
〒859-3243 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
【電車】
JR大村線「ハウステンボス駅」から徒歩7分、
【車】
西九州自動車道「佐世保大塔IC」から車約10分
ハウステンボスあじさいまつり駐車場
駐車場については、日帰りのお客様と宿泊のお客様で使用する入り口が異なりますので、注意が必要です。日帰りのお客様は第1駐車場をご利用ください。
さらに、大規模な花火大会など特別イベントが開催される日は、駐車料金が変更されることがありますので、事前にご確認いただくことをお勧めします。
ハウステンボスあじさいまつり2024まとめ
日本で最も多い1,250種類のあじさいで彩られるヨーロッパ風の町並みを楽しめる「あじさい祭」が開催されます。
色々なあじさいや初夏の花々が満開の「花の広場」や、「あじさいの運河」、「あじさいロード」を含む会場全体が鮮やかなあじさいで覆われています。
さらに、花々と共に季節の変わり目を感じさせるショーやグルメ、グッズを提供する「フラワーフェスティバル」も同時に行われ、あじさいをテーマにした特別なメニューや商品が提供されます。
異国の雰囲気が漂う中で、華麗なあじさいに囲まれながら、贅沢で穏やかな時間をお過ごしいただくことをお勧めします。