八代の氷室祭【2024】いつ?時間や場所にスケジュールと屋台や雪餅にアクセスと駐車場など詳細情報

八代神社(妙見宮)では、毎年5月31日の夕方から6月1日にかけて、「氷室祭」が執り行われます。

この祭りは、江戸時代初期に細川三斎(忠興)が八代で隠居生活を送り、夏の健康を願って地元住民が三室山に作った氷室から、冬に蓄えた雪を献上する伝統から始まったとされています。

特にこの日にだけ振る舞われる「雪餅」を食べると、病気に罹りにくいとされ、多くの人々が無病息災を願って集まります。

八代の氷室祭2024いつ?時間や場所など基本情報

八代市にある八代神社で、夏の暑さが本格化するこの時期に、毎年行われる「氷室祭」が開催されます。

この祭りは、暑い夏を健康に過ごすため、無病息災を祈願する目的で行われます。

祭りでは、雪の代わりに食べられる「雪餅」が名物として知られ、地元の人々だけでなく多くの訪問者が楽しみにしています。

次に、2024年の「氷室祭」の開催日程や場所について詳しくお伝えします。

【開催日程】
2024年5月31日(金)~6月1日(土)

【時間】
お祓い時間 9:00~18:00

【場所】
八代神社(妙見宮)
熊本県八代市妙見町405

「氷室祭」の季節が訪れると、春の終わりと夏の訪れを感じさせる風物詩となっています。

祭りの日には、神社や屋台が多くの人々で賑わい、祭の雰囲気が一層高まります。

特に夕暮れ時に屋台の灯りが点ると、お祭りのムードがさらに盛り上がり、自然と笑顔や活気があふれ出します。

この日にしか味わえない「雪餅」を求めて、多くの人々が熊本県八代市へ足を運びます。

暑さやわずかな汗を感じながら、一年に一度の特別な雰囲気を楽しみたいものです。

八代の氷室祭2024屋台の出店と雪餅の販売について

お祭りと言えば、多くの人が待ち望むのは屋台や露店の存在ですね。

美味しい食べ物やお土産を手に入れる楽しみは言うまでもありませんが、屋台の明かりや匂い、そして店主の元気な声を聞くだけで、気分が高まり、体中に活気が満ちてくる感じがします。

「氷室祭2024」で訪れた際には、屋台で美味しい食べ物を楽しみながら祭りを満喫しましょう。

現在、屋台や露店に関する詳細は公式ホームページにはまだ掲載されていませんが、例年通りならば様々な屋台が出店することが期待できます。

屋台の定番メニューとして「焼きそば」「たこ焼き」「フライドポテト」がありますが、「氷室祭」の特別な名物は「雪餅」です。

この「雪餅」は、細川三斎が八代城主時代に、三室山の残雪を健康祈願として献上したのが起源です。

現代では、雪の代わりに白い和菓子である「雪餅」を食べることで、夏を無病息災で過ごすとされています。

このお祭りの日にしか食べられない「雪餅」の屋台が参道に並び、多くの人がこの特別な和菓子を求めて列を作ります。

「氷室祭」で屋台の美味しいものを味わい、この場所でしか作れない初夏の思い出を作ってください。

八代の氷室祭2024見どころと楽しみ方

八代神社、別名「妙見宮」とも呼ばれ、福島県の相馬妙見や大阪府の能勢妙見と並ぶ、日本三大妙見の一つです。

この神社は熊本県指定の重要文化財にも指定されており、その歴史は1186年に後鳥羽天皇によって建立されたとされています。

この由緒深い神社で行われる「氷室祭」は、約350年前の江戸時代に八代城主であった細川三斎の健康を願い、三室山の残雪を献上したことに起源を持ちます。

現在では、残雪の代わりに白い和菓子「雪餅」を食べることで、その年の夏を無事に過ごすとされています。

「雪餅」は、この「氷室祭」の日にしか販売されないため、多くの人々がこの和菓子を求めて神社を訪れます。

また、「氷室祭」は季節の風物詩としても親しまれ、初夏の訪れを告げる人気のイベントとなっています。

この特別な日には、家族や友人と訪れて、一年に一度の美味しい「雪餅」を味わいながら、思い出を作るのはいかがでしょうか?

八代の氷室祭2024アクセス

【場所】
八代神社(妙見宮)
熊本県八代市妙見町405

【電車】
JR鹿児島本線「新八代駅」下車後、徒歩で約25分

【車】
九州縦貫自動車道「八代IC」下車後、約5分

八代の氷室祭2024駐車場

氷室祭での臨時駐車場の案内がまだありません。

案内があり次第、コチラにも情報をアップします。

八代の氷室祭の歴史や由来

「氷の朔日」とは、夏の始まりを告げる6月1日のことを指し、特に西日本でよく知られています。

この日は、古代から氷を食べる行事が宮中や一般民間で行われていました。

宮中では、この日を「氷の節会」と呼び、氷室で保存された氷を食べる伝統がありました。

江戸時代には、将軍家や大名から献上された氷や氷餅を食べる「氷の節句」「氷室の節句」という行事が盛んに行われました。

民間では、正月についた餅を干して保存し、6月1日に凍らせたものを食べる習慣がありました。

この凍った餅は「凍みもち」と呼ばれ、特に八代から芦北にかけての地域で食されていました。

八代の妙見宮(八代神社)では、この日に氷室祭が行われます。

この祭りは、350年以上前から続いており、細川三斎が八代城の城主として八代に来た際に始まったとされています。

三斎が妙見宮に参拝し、無病息災を祈って、三室山に保存された雪を献上したことが起源です。

今日では、この祭りには77歳の喜寿や88歳の米寿を迎える人々も参拝し、厄年などの節目にお祓いを受けて無病息災や家内安全を祈願します。

また、氷室祭として、九州の製氷会社からも安全祈願のために訪れる人々がおり、実際に氷をお供えすることもあります。

八代の氷室祭2024まとめ

細川忠興公が八代で隠居生活をしていた際、地元の住民が氷室に貯蔵した雪を彼の健康を祈って献上したという伝承に基づいています。

現在、雪の代わりに雪餅を食べることで、無病息災を願う風習があります。

この祭りは、特に還暦や厄年を迎える人々が無事を祈願する場として知られています。

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