三条凧合戦【2024】いつ?時間や場所に屋台やゲストとアクセスに駐車場など詳細情報

かつて江戸時代に、村上藩の陣屋で働く役人の子供たちが、町の子供たちと競って凧を揚げる競技が始まりました。

この伝統は「凧合戦」として知られるようになりました。

その競技では、畳2畳半の大きさを持つ六角形の凧が使用され、それには色鮮やかな武者の絵が描かれています。

初夏の澄み切った空の下、これらの凧が大空で壮大な戦いを展開し、互いに相手の糸を切ることで勝敗が決まります。

その様子は見る者に強烈な印象を与えます。

凧合戦の大会の日には、観戦に来る家族連れなどで会場は大いに賑わいます。

三条凧合戦2024いつ?時間や場所など基本情報

「三条凧合戦(さんじょういかがっせん)」は、新潟県三条市において開催される、地元の大きなイベントであり、新潟県指定の民俗文化財としても認定されています。

このイベントは六角巻凧の発祥の地としても知られています。

この祭りは毎年6月の第一週末に行われ、国内外から訪れる観光客で賑わいます。

2024年の三条凧合戦は、以下のスケジュールで開催が予定されています。

【開催期間】
2024年 6月1日(土) ・ 2日(日)
※雨天中止

【時間】
6月1日(土) 午前9時~午後4時00分
6月2日(日) 午前9時~午後5時00分

【場所】
三条防災ステーション(三条競馬場跡)
新潟県三条市上須頃167-1

【イベントプログラム】
■6月1日(土) プログラム内容
午前9時00分 合戦開始
正午 昼食・休憩
午後1時00分 合戦開始
午後4時00分 合戦終了

■6月2日(日) プログラム内容 (三条マルシェ同時開催)
午前9時00分 開会式
午前10時00分 和太鼓〈きらきら保育園〉
午前10時20分 三条凧ばやし〈一ノ木戸小学校〉
午前10時40分 和太鼓〈三小相承会〉
午前11時00分 アニメDIY声優イベント
午前11時30分 福島県復興凧揚げセレモニー
午前11時50分 凧揚げセレモニー
午後1時00分 合戦開始
午後3時00分 合戦終了
午後4時30分 閉会式

【三条マルシュエ】
開催日 2024年6月2日(日)
開催時間 午前10時~午後3時
開場会場 三条防災ステーション(三条競馬場跡)
新潟県三条市上須頃167-1
入場料 無料

三条凧合戦2024屋台など露店の出店や凧の販売はある?

「三条凧合戦」の開催期間中、両日午前10時から午後3時まで、新潟特有のポッポ焼き、焼き鳥、お好み焼きをはじめとする多様な屋台や露店が設置される予定です。

これらの屋台では、新潟の屋台グルメを楽しむことができます。

さらに、6月2日(日)の同じ時間帯には「三条マルシュ」も開催されます。

こちらでは、三条産の新鮮な農産物や旬の果物を使用した料理やスイーツが提供されるほか、三条のものづくりに焦点を当てた手作りクラフト品やライブショウなど、多彩なイベントが展開されます。

美食と楽しいイベントが一堂に会する「三条マルシュ」で、充実した1日をお楽しみいただけることでしょう。

素晴らしい一日をお過ごし下さい。

三条凧合戦2024有名人ゲスト誰?

2024年の「三条凧合戦」では、特別なプログラムとして、三条市を舞台にした女子高生たちの六角巻凧揚げをテーマにした青春コメディアニメ「Do It Yourself!!」の声優たちがゲストとして参加します。

彼女たちは6月2日(日)の午前11時に登場予定です。

このような貴重な機会はそう頻繁にはありませんので、ぜひこのイベントを楽しみにしてくださいね。

三条凧合戦2024見どころと楽しみ方

「三条凧合戦」とは、新潟県三条市で毎年6月に開催される伝統的な祭りで、その起源は江戸時代までさかのぼります。

この時代から続く凧合戦は、かつて村上藩の武士の子どもたちと地元の町の子どもたちが凧を通じて競い合ったことから始まったとされています。

使用される凧は「六角巻凧」と呼ばれ、特徴的な武者絵が施されており、三条市の代表的な特産品としても知られています。

これらの凧は、敵の凧の糸を切ることを目的として、砥粉や砂をまぶした特殊な糸で揚げられます。

この祭りは正式に「三条いか合戦」と称されており、「いか」の語源には複数の説があります。

一つは、江戸時代の三条で流行った「いかす」という言葉から来ており、「凄い」や「素晴らしい」といった意味で用いられ、凧揚げの腕前を称賛する際に使われたとされます。

もう一つの説は、相手の凧を落とすことを意味する「いかな」という言葉が短縮されたものだとされています。

この凧合戦は新潟県指定の無形民俗文化財に認定されており、毎年多くの見物客が訪れます。

凧が風に乗り空高く舞う姿は、その迫力と美しさで多くの人々に感動を与えます。

三条市の文化や歴史に深く根ざしたこの祭りは、スポーツ性と技術の競い合いが特徴であり、凧揚げの達人や凧作りの職人がその技を披露し、その知識と技術を次世代に伝えています。

また、家族や友人同士の絆を深める素晴らしい機会ともなっており、三条市の象徴として愛され続けています。

この素晴らしい祭りにぜひ足を運んで、伝統と技の競演をお楽しみください。

三条凧合戦2024アクセス

【場所】
三条防災ステーション(三条競馬場跡)
〒955-0091 新潟県三条市上須頃167-1

【電車】
JR上越新幹線「燕三条駅」から徒歩約20分

【車】
北陸自動車道三条燕ICから、三条方面に約10分

三条凧合戦2024駐車場

専用駐車場は用意されていません。

三条凧合戦の歴史やルール

三条凧合戦」は、新潟県三条市で毎年旧暦の端午の節句を迎える5月下旬から6月初旬の週末に行われる伝統的なイベントです。

このイベントでは、特有の六角巻凧「いか」を用いて、市内の約30の凧組が三条の空に向かって凧を揚げ、壮大な合戦を繰り広げます。

六角巻凧「いか」は、横骨二本と中骨一本の竹、縁糸・鼻緒糸・弓糸という特殊な糸、和紙、染料、そして糊を用いて製作されます。

この凧は、中心の竹である中骨が取り外し可能で、巻いてコンパクトにすることができます。

この巻く機能により「六角巻凧」と名付けられ、その携帯性と少ない風でも揚げやすく、操作性に優れた特性があります。

この凧は「SANJO ROKKAKU」として世界的にも知られるようになりました。

その起源は1649年(慶安2年)、三条に陣屋が設けられた時から始まります。

当初、端午の節句には藩主を祝う四角凧「いか」が揚げられていましたが、やがて陣屋と町民が参加する全町規模の凧合戦へと発展しました。

陣屋側は100枚張りから200枚張りの大凧「いか」を、町民は30枚張りから50枚張りの小さな凧「いか」を使用し、初期は陣屋側が常勝していました。

しかし、町民側は毎年の敗北に不満を持ち、小さな凧で大きな凧に勝つ方法を模索し、形を六角形に変更し、細い糸で太い糸を切る技術を磨いていきました。

その結果、町民が勝利することが多くなりました。

この技術の進化により、陣屋も四角凧から六角凧に変更し、技術の競争がさらに高まり、誇れる伝統行事となりました。

現在では、三条市は【六角巻凧いか発祥の地】として世界に名を馳せています。

三条凧合戦2024まとめ

六角形で畳2畳半の大きさの鮮やかな武者絵が描かれた巨大な凧が、空中で他の凧の糸を切る迫力ある戦いを繰り広げます。

このイベントは両日ともに午前10時から午後3時まで開催され、様々な凧関連グッズや地元の特産品が販売されるほか、食事を楽しめるエリアや自由に凧を揚げられる広場も用意されており、家族連れには特におすすめの1日を過ごせます。

「三条凧合戦」へのアクセスは、自動車を利用する場合、北陸自動車道の「三条燕IC」から約5分で到着します。

また、公共交通機関を利用する場合は、JR弥彦線の「北三条駅」で下車し、そこから徒歩で約20分です。

初夏に家族や友人と楽しむ迫力満点の凧合戦を体験して、素敵な思い出を作ってみませんか。

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