とうかさん大祭【2024】いつどこ?時間や場所に歴史と由来や何をするか?屋台やアクセスに駐車場など詳細情報

「とうかさん」とは、広島市中区の圓隆寺に祀られている「稲荷大明神」を祭るお祭りです。

この祭りで崇められる「稲荷大明神」の名前は、通常の「いなり」とは異なり、音読みで「とうか」と呼ばれています。

この「稲荷大明神」の御神体は、祭りが行われる毎年6月の第一金曜日から始まる3日間のみ特別に公開されます。

「とうかさん」は、広島における「えびす講」と「住吉神社祭り」とともに、広島三大祭りの一つとして数えられています。

広島とうかさん大祭2024いつ?時間や場所など基本情報

開催概要は以下となります。

【開催日時】
6月7日(金)11時~23時
8日(土)10時~23時
9日(日)10時~22時

【場所】
福昌山慈善院圓隆寺 周辺
広島県広島市中区三川町8-12

【イベント】
御開帳法要   6月7日(金)

産業発展祈願祭 6月7日(金)

お炊き上げ法要 6月8日(土)

御閉帳法要   6月9日(日)

圓隆寺の境内で行われる「とうかさん」では、御神体に関連する儀式や厄除けうちわ、お守りの販売、特別祈祷が行われる予定です。また、これらの儀式はオンラインでも配信されるため、遠方の人々も参加できます。

さらに、毎年6月には「ゆかたできん祭」も同時に開催されることがあります。このイベントは、「とうかさん」の日程と同じ、6月7日から9日までの3日間、広島市内中心部で行われ、一帯が歩行者天国となります。

この間、中央通りでは「ゆかたコレクション」というファッションショーが開かれ、他にも多数のステージイベントが実施されます。各会場で様々なイベントが楽しめます。

ゆかたを着て、「ゆかたできん祭」に出かけ、夏の一時を楽しむのはいかがでしょうか。

ゆかたできん祭2024いつ?時間や場所など基本情報

開催概要は以下となります。

【開催日程】
2024年 6月 7日(金)~ 9日(日)

【場所】
中央通り、シャレオ中央広場、袋町公園、本通り、東新天地公共広場

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広島とうかさん大祭2024屋台など露店の出店ある?

中央通りをはじめとした広島市中区の境内に至るエリアでは、とうかさんの時期になると約1000軒もの屋台や露店が立ち並び、500個の提灯で飾り付けられます。

このお祭りでは、屋台が中央通りにずらりと並び、国内のお祭りが少ないこの時期には特に壮大な光景を見せます。

ここでは、焼きそばやたこ焼き、お好み焼きなどのお祭り定番の食べ物に加えて、地元広島のグルメも堪能できます。

また、とうかさん大祭はお化け屋敷の屋台での出店も有名です。

屋台は歩行者天国の時間帯に合わせて営業し、12時から22時までの間、賑わいを見せます。

中央通りだけでなく、周辺の細道にも屋台が出店され、お祭りの雰囲気が一層高まります。

浴衣を着て屋台を巡るとうかさん大祭は、まさに夏の楽しみの一つです。

広島とうかさん大祭2024へのアクセス

【場所】
圓隆寺
〒730-0029 広島県広島市中区三川町8-12

【電車】
広島電鉄(路面電車)八丁堀電停から、南へ徒歩5分

【車】
山陽道広島ICから国道54号経由7km(25分)

広島とうかさん大祭2024の駐車場

祭り専用の駐車場は用意されていません。出来るだけ公共交通機関の利用をオススメします。

広島とうかさん大祭2024の交通規制

祭り期間中は交通規制があります。以下で最新情報を確認してください。

交通規制の詳細へ>>

広島とうかさん大祭&ゆかたできん祭の歴史や由来と何する?

広島三大祭りの一つである「とうかさん」は、広島市中区にある圓隆寺の稲荷大明神を祀るお祭りです。

この寺院は1619年(元和5年)に創建された法華経の寺で、稲荷大明神が守護神とされています。

地元では「おいなりさま」とも親しまれていますが、圓隆寺では「とうかさん」と呼んでおり、この愛称がお祭りの名前にもなっています。

稲荷大明神は広島城とその城下町の繁栄と安寧を守るとされ、広島の人々に広く信仰されています。

とうかさん大祭は、圓隆寺の開山翌年の1620年(元和6年)に始まり、かつては旧暦の端午の節句に行われていましたが、1961年(昭和36年)から6月8日から10日に固定され、1998年(平成10年)からは6月の第一金曜から日曜の3日間で開催されています。

このお祭りは、えびす大祭・住吉祭と並び広島の三大祭りとされ、稲荷大明神の御神体が特別に公開されるため、多くの参拝者が浴衣で訪れます。

また、別名「ゆかたの着始め祭り」としても知られており、お祭りの日から広島では浴衣を着始める習慣があります。

中央通りでは夕方から歩行者天国となり、「ゆかたできん祭」というイベントが開催されます。

このイベントでは、浴衣で来場するとさまざまな特典があり、和小物のプレゼントや割引サービス、記念写真撮影などが楽しめます。

また、新作浴衣のファッションショーも行われ、浴衣市場で購入した浴衣をその場で着付けてもらえるサービスや、着崩れた浴衣を直す「ゆかたを直しんさい」のブースも設けられています。

圓隆寺では、500個の赤い提灯が訪れる人々を迎え、幻想的な雰囲気を作り出します。

本堂の右手側には「参拝記念コーナー」があり、初穂料300円を納めると、「とうかさん」限定のお守り「壱法符(いっぽうふ)」を授かることができます。

このお守りは自分専用の護符となり、その人だけの守護を象徴します。

また、破魔うちわも、日本初の元祖とされるもので、広島でしか手に入らない特別なアイテムです。

これらは幸福や健康、安全を願って作られています。

とうかさん大祭は、浴衣を着こなして楽しむお祭りです。

着付けができない場合でも、持参した浴衣を500円で着付けしてもらうサービスがあります。

開催期間は例年6月の第1金曜日から日曜日までで、開催時間は12:00から23:00です。

とうかさん大祭2024まとめ

広島市で初夏の訪れを告げるお祭り「とうかさん」が毎年6月の第一金曜日から3日間にわたって開催されます。

「とうかさん」は広島市中区三川町にある円隆寺の境内で祀られている稲荷大明神(とうかだいみょうじん)を指します。

この名前は、通常の「いなり」ではなく、音読みの「とうか」で呼ばれることに由来しています。

この呼び名は、古くから地元の人々に親しまれ、崇められることから「とうかさん」という愛称で呼ばれるようになりました。

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