伊勢神宮の外宮にある末社である赤崎神社は、「赤崎さん」と親しみを込めて呼ばれている場所です。
この神社では、神宮司庁による月次祭の神事が定期的に行われ、訪れる人々の姿が絶えることがありません。
神社の周辺から中之郷にかけては、数多くの露店が密集しており、夕方には特に活気を見せます。
浴衣を着た人々が行き交う様子は、この祭りの魅力的な情景を形成しています。
また、神社の入口で伝わる言い伝えに基づき、地元の崇敬会が厄除けとして杉の小枝を販売しています。
この地でかつて流行病が発生した際、杉の小枝を吊るした家は災いを逃れたとされ、その習慣は今も続いています。
これらの杉の小枝は、朝9時から購入可能です。
赤崎祭り(ゆかた祭り)2024いつ?時間や場所など基本情報
赤崎祭り(ゆかた祭り)2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年6月22日(土)
【場所】
赤崎神社
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽5丁目2
赤崎祭り(ゆかた祭り)2024屋台など露店の出店ある?
赤崎祭りに関する公式情報はホームページがないため不明ですが、祭りが開催される際は100軒近くの屋台や露店が立ち並び、それが大きな魅力となっています。
多くの人々が毎年、これらの屋台や露店を楽しみに訪れています。
会場の面積自体はそれほど広くはないものの、屋台は密集して設置され、訪れる人々で賑わいます。
提供される食品には、焼きそば、たこ焼き、フライドポテト、からあげ、イカ焼き、クレープ、ベビーカステラ、わたあめなど、夏祭りでお馴染みのメニューが豊富に揃っています。
ドリンクもフルーツスムージーやソーダ、ビールなど多様で、お祭りを飽きさせない工夫がされています。
過去には100軒の屋台の中で10軒がベビーカステラを提供していた年もあります。
飲食の屋台だけでなく、くじ引き、金魚すくい、キャラクターすくい、射的などのゲーム類も充実しています。
SNSには屋台の様子や混雑具合が投稿されており、時には進むのが困難になるほどの混雑があるようです。特に小さなお子さんを連れている方は注意が必要です。
屋台が多いという事実は変わらないものの、長年訪れている人々の中には屋台の数が減少していると感じる方もいるようです。
地域の状況にもよるものの、特色を失ってしまうのはもったいないとの意見もあります。
たまには祭りに足を運んで、屋台での食事を楽しむのも良いでしょう。
赤崎祭り(ゆかた祭り)2024アクセス
【場所】
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽5丁目2
【電車】
・近鉄志摩線「志摩赤碕駅」から、徒歩で約5分
・近鉄志摩線「中之郷駅」から、徒歩で約10分
・鳥羽駅からかもめバスに乗車し、約5分。赤崎神社前で下車し徒歩で約2分
【車】
・赤崎神社前バス停から、徒歩で約2分
・鳥羽高校前バス停から、徒歩で約3分
・ハローバス停から、徒歩で約4分
赤崎祭り(ゆかた祭り)2024駐車場
専用駐車場はありません。近くのコインパーキングの利用になります。
赤崎祭り(ゆかた祭り)歴史や由来と見どころ
赤崎祭りは、伊勢神宮の末社である赤崎神社で開催されるお祭りで、地域住民からは親しみを込めて「赤崎さん」と呼ばれています。
日常から多くの参拝客で賑わうこの神社ですが、祭りの日にはその数が一層増えます。
このお祭りは地元では「ゆかた祭り」とも称され、訪れる人々が浴衣で参加することが多いです。
赤崎神社周辺は、過去に流行病が蔓延した際に杉の枝を玄関に吊るして厄を避けたとされる地域で、その伝統が今も続いています。
祭りの期間中には、その杉の小枝が訪れる人々に配られ、多くはこれを持ち帰り玄関に飾ります。
祭りが始まる合図として、午後5時に花火が打ち上げられ、地域全体で祭りの開始が告げられます。
地元のお祭りでありながら、屋台の数や人出は多く、提灯が並ぶ参道は幻想的な雰囲気を醸し出し、夜になるとさらに美しく見えます。
赤崎祭りの最大の魅力は、その屋台です。多種多様な屋台が連なり、地元の味を楽しむことができます。
これらの屋台は、地域のお祭りで見られる数の多さは特筆すべき点です。
ただし、人ごみが多いため、食べ物を買った後は少し歩いて人の少ない場所で食事を楽しむと良いでしょう。
赤崎神社周辺には大山祇神社や賀多神社など他の神社もあり、それらを巡るのもお祭りの楽しみの一つです。
赤崎祭り(ゆかた祭り)2024まとめ
鳥羽の夏を告げる伝統的な祭りです。
かつてこの地で流行病が広がった時、地元の神社の杉の小枝を家の門に吊るすことで災難を避けたという言い伝えに基づき、毎年例祭日には新しい杉の葉を吊るす習慣が受け継がれています。
祭りの日には多数の露店が設けられ、参拝者が浴衣を着て訪れることが多いため、「ゆかた祭り」という愛称で地元住民に親しまれています。
この祭りは毎年6月22日に行われています。