弘法大師が修行中に秘法を唱え、七曜の星が舞い降りたと伝えられる星田妙見宮では、七夕祭が催されます。
この星田妙見宮の七夕に関する歴史は非常に古く、1689年(元禄2年)に貝原益軒が著した「南遊紀行」においても、七夕の神様としてその存在が言及されています。
また、星田妙見宮には、古来「織女石(たなばたせき)」と呼ばれる御神体の大岩があり、これが七夕の信仰を伝える重要な象徴とされています。
星田妙見宮七夕祭2024時間や場所など基本情報
星田妙見宮七夕祭2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年7月5日(金曜日)・7月6日(土曜日)・7月7日(日曜日)
【時間】
7月5日:午前9時00分から午後5時30分
7月6日・7月7日:午前9時00分から午後9時00分まで
【場所】
星田妙見宮
〒576-0016 大阪府交野市星田9丁目60-1
【スケジュール】
〇7月5日(金曜日)
〇7月6日(土曜日)
午後6時00分 星の俳句コンテスト表彰式(雨天の場合は会場変更)
〇7月7日(日曜日)
午後6時00分 居合奉納、古傳居合術無双直傳英信流(交野七星会)
午後7時00分 雅楽奉納演奏
午後8時00分 妙見星太鼓奉納
星田妙見宮七夕祭2024屋台など露店の出店ある?
星田妙見宮の七夕祭りでは、2日間にわたり多様な屋台が出店する予定です。
公式ホームページでは具体的な屋台の種類についての詳細は記載されていませんでしたが、過去の例によると、アイスクリーム、かき氷、焼き鳥、フランクフルト、わたあめ、ポテトフライ、カステラなど、一般的な屋台メニューが揃っているようです。
その他にも、バナナチョコやたこ焼きなどが境内に並ぶことがあります。
訪れる人々は多いですが、屋台で食べ物を購入する際に長い列になることは少ないようです。
飲食以外にも、お魚釣りなどのゲーム屋台も出店されており、特に子どもたちには人気のようです。
地元特有の珍しいグルメは見当たらないかもしれませんが、お祭りで提供される屋台グルメを楽しむのはおすすめです。
星田妙見宮七夕祭の歴史と限定御朱印に見どころなど
7月7日は、2月8日に行われる星祭りからちょうど半年後に当たり、星田妙見宮での御神神御降臨日です。
この日は、天地からの恵みや先祖からの恵みに感謝し、厄除開運を願う古くからのお祭りです。
交野ヶ原には、天女が舞い降りたという羽衣伝説や七夕に関連する伝説が数多く残されています。
また、平安時代の「伊勢物語」や「古今和歌集」などの古典文学にも七夕に関する記述が見られ、この地が長い間七夕と深い関係がある場所であることがわかります。
星田妙見宮自体も、七曜星降臨伝説にちなんで古来から特別な信仰を集めており、御神体とされる磐座(信仰の対象となる岩)も「織女石」として知られ、七夕とのつながりは非常に深いです。
2024年の星田妙見宮七夕祭では、多くのイベントが予定されており、星にちなんだ俳句コンテストの表彰式も行われます。
祭りでは舞踊や演奏などの奉納が多く見られ、子供たちは屋台に夢中になる様子です。
短冊に願い事を書けるブースも設けられており、訪れた人々が自分の願いを書き留めることができます。
祭りの会場は、多くの短冊でカラフルに彩られ、見る者を魅了します。
また、7月5日から7月7日にかけては、七夕祭限定の御朱印が用意されています。
織姫と彦星をイメージしたピンク字と青字の御朱印があり、それぞれ500円で提供されます。
さらに、天の川をモデルにした特別デザインの御朱印もあり、600円と1000円のバージョンがあります。
これらの特別な御朱印は祭りの記念にぴったりですので、ぜひ手に入れてみてください。
星田妙見宮七夕祭2024アクセス
【場所】
星田妙見宮
〒576-0016 大阪府交野市星田9丁目60-1
【電車】
・JR学研都市線「星田駅」で下車し、そこから徒歩で約20分
・京阪電車交野線「私市駅」で下車し、そこから徒歩で約30分
【車】
・大阪方面から
第二京阪道路「交野南IC」出口より、車で約13分です
・京都方面から
第二京阪道路「交野北IC」出口より、車で約15分
星田妙見宮七夕祭2024駐車場
40台分の駐車場が用意されますが、直ぐに満車になります。
出来る限り、公共交通機関の利用をオススメします。
星田妙見宮の読み方
一応確認しておきましょう。
星田妙見宮の読み方は、
ほしだみようけんぐう
となります。
星田妙見宮七夕祭2024まとめ
星田妙見宮は、交野ケ原に位置し、北極星や北斗七星を祭る霊場として知られています。
ここは弘法大師に関連する七曜星が降臨したという伝説の地であり、古代から継続して保護されてきた場所です。
本来、七夕は北辰(北極星)の信仰に由来する祭祀であり、星田妙見宮で祭られている磐座(信仰の対象となる岩)も、「織女石」として古くから親しまれています。
このことから、七夕は妙見宮の信仰と深く結びついていることが伺えます。