西尾祇園祭【2024】いつ?時間や場所に歴史や獅子舞と大名行列や屋台にアクセスと駐車場に交通規制など詳細情報

四百年の歴史を持つ伝統と、町民の誇りが息づく時。

西尾市、かつての六万石の城下町で、2024年7月12日(金)から14日(日)にかけて「西尾祇園祭」が開催されます。

この祭りのハイライトは、土曜日に繰り広げられる祇園祭です。

この祭りは約400年前から西尾の城下町で伝えられており、伊文神社の神輿や大名行列、獅子舞などが市街地を練り歩きます。

これらの行列は、古い伝統を今に伝える貴重な機会となっています。

西尾祇園祭2024いつ?時間や場所など基本情報

西尾祇園祭2024開催概要は以下となります。

【開催日程】
2024年7月12日(金)~7月14日(日)

【場所】
名鉄西尾駅西側 市街地一帯

西尾祇園祭2024屋台など露店の出店や六万石フェスについて

西尾祇園祭では、毎年多くの屋台(露店)が出店し、祭りを彩ります。

西尾駅から伸びるメインストリートの両側では、さまざまな露店が軒を連ね、祭りの雰囲気を盛り上げます。

定番の焼きそばやたこ焼き、フランクフルトに加えて、韓国のチーズホットドッグやケバブ、バーベキュー串など国際的な料理や、地元の焼き牡蠣など地域グルメも楽しめます。

六万石フェスは、歴史村公園やみどり川ステージ横、そして2024年もBOX PARKが会場になり、その周辺には屋台村が設けられます。

本町、幸町、吾妻町、高砂町にも屋台村があり、様々な美味しいグルメが待っています。

食べ歩きは禁止されていませんが、周囲に配慮しながら楽しむことが大切です。

西尾祇園祭2024の大名行列や神輿などルートや見どころ

西尾祇園祭は3日間にわたり、伝統的な祇園祭の本質を体感できるお祭りで、伊文神社の神輿や獅子舞などの行事が盛り込まれています。

かつては祭りの前夜に提灯を灯し、町単位で行う「町ぞろい」という行事で気運を盛り上げていましたが、2015年からこれが復活し、本町通りを中心に祭礼道具や伝統的な祭り道具を展示しています。

神輿の練り歩きや大名行列、獅子舞が見どころで、特に豪華で精巧に作られた神輿は目を引きます。

伊文神社の神輿には「スサノオノミコト」が祀られており、その重さは約500kgにもなります。

男衆による「差し上げ」「差し回し」の技が見せ場で、2007年からは担ぎ手を30人体制に増やし、御神輿を高く持ち上げることで神様の力を強める意味が込められています。

神輿が町中で停止する際には、下をくぐることができ、それにより厄払いが行われると言われています。

この機会に是非、御神輿の下をくぐって厄を払いましょう!

金曜日には町ぞろいが行われ、土曜日には伊文神社で獅子舞や棒の手などが奉納されます。

土曜日は、西尾駅西側の市街地が遊歩道となり、大名行列が城下町を練り歩きます。

また、伊文神社から御剱八幡宮へ神様が遷る渡御(とぎょ)も行われます。

各町からは、須田町の「子供みこし」、天王町の「獅子舞」、吾妻町の「親子獅子舞」、肴街の「大名行列」、本町の「屋形・先車」、中町の「大屋形」といった多彩な行事が展開されます。

神輿や大名行列のルート詳細はコチラ>>

西尾祇園祭2024アクセス

【場所】
愛知県西尾市本町

【電車】
名鉄西尾線「西尾」駅より徒歩約5分

【車】
東名高速「岡崎」ICから県道44号線経由で約40分

西尾祇園祭2024駐車場

西尾祇園祭における駐車場の設置は、7月13日(土)と14日(日)のみで、開催初日の7月12日(金)は駐車場が提供されませんので、この点にはご注意が必要です。

利用可能な駐車場は合計6ヶ所で、そのうち無料で利用できる駐車場が3ヶ所、有料の駐車場も3ヶ所設けられています。

無料駐車場は16時から22時までの間、利用することができます。

西尾祇園祭2024交通規制

交通規制があるので注意してください。

交通規制の詳細はコチラ>>

西尾祇園祭の歴史にイベント内容と楽しみ方

愛知県西尾市で行われる西尾祇園祭は、西尾駅西側の市街地一帯で開催されます。

この祭りはもともと「西尾祇園祭」と呼ばれていましたが、一時期「西尾まつり」として親しまれ、2015年に元の名称に戻されました。

西尾祇園祭は、400年続く伊文神社の祭礼であり、城下町西尾の六万石の格式を背景に、神輿、大名行列、獅子舞などの伝統的な祭り要素が含まれます。

また、各商店街は子供たちに楽しんでもらうために独自の露店を出店し、昔ながらの夜店が連なることで知られています。

「西尾祇園祭」は、京都の祇園祭や博多の祇園山笠と同じく、牛頭天王を奉る祭礼で、疫病や災厄の除けを願うものです。

1706年には、土井氏の藩主によって神輿渡御が導入され、神輿が氏子町内を巡る形式が確立されました。

この祭りでは、市街地を武士装束を身にまとった町人が大名行列を行い、城主と城下町が一体となって盛大に執り行われました。

時代と共に祭りの形態は進化し、現在ではステージイベントや踊りなど、多彩なイベントが「西尾まつり」として組み込まれています。

近年は、7月の「海の日」直前の週末に金曜から日曜日にかけて開催され、マーチングバンドやステージイベントも特色となっています。

祭りの最終日には「おどりん西尾」と呼ばれる市民総踊りが行われ、西尾小唄のアレンジに合わせて市民が三味線や鼓を囃しながら踊ります。

また、土・日曜日には歴史公園で「六万石フェス」が開催され、様々なパフォーマンスが歴史公園ステージやみどり川よくばりステージで繰り広げられ、地域全体が夏の盛り上がりを見せます。

このフェスティバルは、夏の思い出にぴったりの人気イベントとなっています。

西尾祇園祭2024まとめ

西尾の城下町で約400年の歴史を誇る「祇園祭」が、市街地で華やかに繰り広げられます。

市の指定有形民俗文化財である伊文神社の神輿や、肴町大名行列、天王町獅子舞といった市指定無形民俗文化財が、市中を盛大に練り歩きます。

また、商店街では屋台村が設けられ、ダンスやバンド演奏など様々なパフォーマンスが楽しめる「六万石フェス Nishio」も開催されます。

市民総踊り「おどりん西尾!!」では、子どもから大人までが個性豊かな衣装で息の合ったパフォーマンスを披露し、祇園祭のフィナーレを華麗に飾ります。

この夏、情熱と熱気に満ちた「西尾祇園祭」を体験しに、ぜひお越しください。

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