黒崎祇園山笠【2024】いつ?時間や場所に日程と歴史や特徴と太鼓協議会に屋台やアクセスと駐車場など詳細情報

黒崎の街を飾る、豪華で精巧な人形が装飾された山笠が駆け巡るお祭りは、その勇壮な動きから「ケンカ山笠」とも呼ばれています。

これらの山笠は、飾りつけられた車輪を中心に激しく曳かれ、その光景は観る者の情熱を掻き立てます。

お祭りでは、大太鼓、小太鼓、鉦(かね)、ほら貝を駆使した祇園囃子が独特のリズムを奏で、更なる盛り上がりを見せます。

特に見どころとなるのは、太鼓演奏会と山笠が集まる競演会、そしてフィナーレにあたる解散式です。

祭りの期間中、黒崎の街は熱気に包まれ、まるで祭りの色に染まったかのように活気づきます。

黒崎祇園山笠2024いつ?時間や場所に日程など基本情報

福岡県北九州市の黒崎地区で毎年夏に開催される「黒崎祇園山笠」は、今年も7月15日(月・祝)および7月19日(金)から7月22日(月)までの日程で行われます。

このお祭りは400年以上の歴史を誇り、地元では非常に重要な伝統行事とされています。

黒崎の町を、豪華な人形で飾り付けられた山笠が駆け巡る様子は圧巻で、「けんか山笠」とも呼ばれるほどの迫力があります。

また、このお祭りは福岡県の無形民俗文化財に指定されており、地元住民だけでなく多くの観光客にも愛されているイベントです。

【開催期間】
2024年7月15日(月・祝)、7月19日(金)~7月22日(月)

【場所】
北九州市八幡西区黒崎地区

【イベント日程】
●太鼓競演会
7月15日(月・祝)18:00~21:00
会場:黒崎ひびしんホール

●前夜祭(山笠競演会)18:00~21:00
7月19日(金)
会場:ふれあい通り(黒崎駅前)

●山笠神事・街中巡行
7月20日(土)

10:30 一宮神社御神幸
11:30 黒崎祇園山笠大集合(曲里の松並木公園)
13:30 岡田宮御神幸
19:30~21:00 街中巡行
7月21日(日)

13:00 春日神社御神幸
19 :30~21:00 街中巡行

●解散式(フィナーレ)
7月22日(月)19:00~20:30
会場:ふれあい通り(黒崎駅前)

黒崎祇園山笠2024屋台など露店の出店ある?

山笠が巡行するルート沿いには、例年通り、数多くの屋台や露店が軒を連ねます。

これらの屋台では、定番の屋台グルメの他、地元の飲食店も出店しますので、様々な美味しいものが期待できます。

また、地元の特産品やお土産も豊富に取り揃えられており、食べ歩きだけでなくショッピングも楽しむことができるので、訪れた際にはぜひその魅力を堪能してください。

黒崎祇園山笠2024アクセス

【場所】
北九州市八幡西区黒崎地区周辺

【電車】
JR鹿児島本線「黒崎駅」下車すぐ

【車】
北九州都市高速道路「黒崎」または「東田」出口より約8分

黒崎祇園山笠2024駐車場

専用駐車場は用意されていません。

出来るだけ、公共交通機関の利用をオススメします。

黒崎祇園山笠2024交通規制

ふれあい通りが以下の日程で車両通行止めとなります。

7月19日(金)18:00~21:00

7月22日(月)19:00~20:30

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黒崎祇園山笠の歴史や特徴と太鼓協議会など見どころ

黒崎祇園山笠は、北九州市八幡西区黒崎で毎夏行われる、豪華絢爛な山笠で知られる歴史あるお祭りです。

この祭りは江戸時代から続く長い伝統を持ち、1605年(慶長10年)に黒田藩祖長政公の命令により岡田宮と春日神社が建立された際に始まりました。

その時、地元町民によって制作された山笠が、祭礼の一環として奉納されたのが起源とされています。

黒崎祇園山笠は、1968年(昭和43年)に福岡県の無形文化財に、1976年(昭和51年)には無形民俗文化財に指定されました。

お祭りでは、地元の各町内が制作する山車が特徴で、これらはお潮井取りというお清めの儀式後、笹山笠から武将やその他の人形が飾られた人形山笠に変わります。

これらの山笠は、人形師が毎年のテーマに従って精巧に装飾します。

祭りのクライマックスでは、これらの飾り山笠が煌びやかな電飾で光り輝きます。激しい動きから「けんか山笠」とも呼ばれ、飾山の車輪を軸に激しく曳かれる様子は、観客を興奮させます。夜になると、その光と装飾の美しさが際立ちます。

また、祭りを盛り上げる祇園囃子は、大太鼓、小太鼓、鉦(かね)、法螺貝を使用し、関ヶ原の合戦の陣太鼓の勇ましさを取り入れた独特の調子で演奏されます。

見どころとしては、太鼓の競演会、前夜祭での山笠の集結、そして最終日の解散式(フィナーレ)があります。

解散式では、8基の全山笠が集結し、回し練りの迫力あるパフォーマンスが見られます。

今年の夏、黒崎祇園山笠の壮大な祭りを体験しに、ぜひ黒崎へお出かけください。

黒崎祇園山笠2024まとめ

黒崎祇園山笠は、1605年(慶長10年)から続く岡田宮、春日神社、一宮神社の夏祭りで、北九州市で最も大規模なお祭りの一つです。

毎年7月には、黒崎の町内で山笠が各神社に奉納され、地域の安全と疫病退散を祈願します。

7月中旬から、御汐井取り神事が順次行われ、「笹山笠」山笠の原型とされる?が各神社に奉納されます。

7月20日から23日の間には、装飾的で華やかな「飾山笠」が奉納され、神社の神幸行列や前夜祭、街中巡幸、解散式が執り行われ、黒崎の街は祭りの熱気で溢れます。

この祭りは「喧嘩山笠」とも称され、山笠が車輪を軸に激しく曳かれる様子は、見る者に強烈な印象を与える勇壮なものです。

祭りを盛り上げる囃子には、大太鼓、小太鼓、鉦、法螺貝が使用され、その音色はかつて関ヶ原の合戦で黒田長政の軍が使用した陣太鼓の調子が取り入れられています。

1968年(昭和43年)2月3日には、笹山笠が福岡県指定無形文化財に、1976年(昭和51年)4月24日には福岡県指定無形民俗文化財に指定されました。

期間中は、市内だけでなく県内外からも多くの観光客が訪れるため、地域全体が一層の活気を見せます。

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