飯泉観音だるま市【2023】どこ?いつ?日程や歴史に魅力など詳細を解説します

源平の戦いの後、平和を祈る風習が広まり、鎌倉時代初期には源頼朝によって坂東三十三観音が設立されました。

この中で、特に有名な五番札所である飯泉山勝福寺(通称:飯泉観音)では、関東地方で最初にだるま市が開催されます。

境内には多くのだるまを販売する店が立ち並び、商売繁盛と家族の安全を祈る人々でにぎわいます。

飯泉観音だるま市2023いつから?場所は?日程など基本情報

神奈川県小田原市で開催される飯泉観音(いいずみかんのん)のだるま市。

まずは、開催情報を確認しましょう。

【開催日程】
2023年12月17日(日)、18日(月)

【時間】
2023年12月17日(日)
10:00から21:00まで

2023年12月18日(月)
9:00から13:00まで

【場所】
飯泉山勝福寺
住所 神奈川県小田原市飯泉1161

飯泉観音だるま市2023屋台などの露店はある?

「飯泉観音だるま市2023」では、年末の伝統的なだるま市をさらに盛り上げるため、露店や屋台が多数出店予定です。

縁起物のだるまや熊手を販売する露店や、さまざまな飲食物の屋台が会場に立ち並びます。

この歴史あるだるま市は400年以上続いており、だるまの販売店は約30軒、飲食物の出店はなんと200軒以上に及びます。

多くの露店や屋台が出店するので、屋台巡りだけでも楽しむことができるでしょう。

飯泉観音だるま市2023歴史と魅力

勝福寺という古い寺院は、735年に創設されたとされており、毎年伝統的なだるま市が開かれています。

この寺院は、坂東三十三観音の5番目の礼拝地として知られています。

400年以上続くこの市は、だるまを販売するもので、日本文化ではだるまが幸運をもたらすシンボルとされています。

だるまは、挫けずに立ち上がる精神を象徴しており、毎年12月に行われるこの市で新しいだるまを購入し、古いものを供養するのが一般的です。

価格はサイズによって異なり、小さいものは1000円台から始まります。

伝統に従い、初めて購入する際には小さなものを選び、次の年にはより大きなものを選ぶことが幸運をもたらすと言われています。

購入の際には、価格交渉を行うのが一般的で、最終的には定価で購入することになりますが、この交渉が市の醍醐味の一つとされています。

日本の伝統的な買い物の方法を体験する機会として、多くの人々がこの市を訪れます。

飯泉観音だるま市2023行き方(アクセス)

【場所】
飯泉山勝福寺
住所 神奈川県小田原市飯泉1161

【電車】
JR、小田急線小田原駅東口から新松田駅行のバスまたは下曽我駅行のバス15分、飯泉観音前バス停下車。

JR鴨宮駅からは徒歩25分、またはタクシーで約10分

飯泉観音だるま市2023駐車場

だるま市開催日には臨時駐車場が用意されます。

■12月17日(日)

酒匂川河川敷臨時駐車場

車両収容可能台数 約150台

■12月18日(月)

仁王門前駐車場

車両収容可能台数 約40台

だるま市開催日は満車になるので、車で行く場合は早めの到着をオススメします。

飯泉観音だるま市2023交通規制

飯泉観音(いいずみかんのん)だるま市2023では、12月17日(日)の16:00から22:00の間は、交通規制があります。

車両通行止めになる道がいくつかあるので、公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。

公式サイトで交通規制を見る>>

飯泉観音のだるま市について

年末が近づくと、伝統的な「だるま市」のお祭りが始まります。

お正月がござった
何処までござった
飯泉までござった
何に乗ってござった
ゆずり葉に乗って
ゆずりゆずりござった

毎年12月17日と18日には、歴史深い飯泉山勝福寺で年末の「だるま市」が開催されます。

この市は400年以上の伝統を持ち、特に17日の午後から夜には地元の人々でにぎわいます。

寺の参道沿いでは、多くの露店が立ち並び、正月のための神棚、福の神、暦、子供の遊び道具、熊手、そして特にだるまが活気ある声で売られています。

夜には、甘酒や綿菓子を扱う店も多数出店します。

特に注目を集めるのは、七転び八起きの精神を象徴するだるまです。

これらは家庭の平和や商売繁盛の願いを込めて購入され、寺院で片目を入れた後、神棚に飾られます。

この「だるま市」は、その年に関東地方で最初に開かれる市としても特別な意味を持っており、地域にとって重要なイベントとなっています。

この時期には、古くからの文化と伝統を感じられるこの市場に訪れる人々で賑わいます。

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